だれかに話したくなる本の話

何者でもない自分に、戦略は必要だ—やりたいことがなくても「選べる自分」になれる

『「何者でもない自分」から抜け出すキャリア戦略  やりたいことがなくても選べる未来をつくる方法』(森数美保著、日本能率協会マネジメントセンター刊)

どんなキャリアを築くかは人生を左右する大切なテーマです。
自分のキャリアについて考える時、ほとんどの人は「自分のやりたいことはなんだろう」というところからスタートするはず。

「やりたいこと」を起点にキャリアを考えるのは、たしかに一つのセオリーではあります。ただ、「夢を持つことの大切さ」や「好きなことを仕事にする楽しさ」がしきりに語られるなかで、それは一種の「刷り込み」といえるのかもしれません。

「強みを生かす」も同様です。専門性や特技を生かすことでキャリアが開けるというアドバイスもほとんどの人が言われたことがあるはず。

でも「やりたいこと」がどうしても見つからない人、特技や専門性を身につけてこられなかった人もいるはず。こういう人は、やりたいことがないこと自体に焦りや不安を覚えてしまいがちです。

「何者でもない自分」から抜け出すキャリア戦略  やりたいことがなくても選べる未来をつくる方法

「何者でもない自分」から抜け出すキャリア戦略  やりたいことがなくても選べる未来をつくる方法

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