精神科医が伝授。余裕のない毎日で疲労した脳の中にスペースを作り出す方法
以前と比べたら私たちの日々の生活はとても便利になったし、過度な働き方は是正されつつある。これで、身体的な負担も、精神的な負担も少しずつ減っていくはず…だったのだが、疲労の度合いは変わらない。むしろ、脳に限っては以前よりも疲労を感じるようになった。そう思っている人は少なくないのではないか。
脳疲労が蓄積されると、幸福感を得られにくくなり、労働のパフォーマンスを落としてしまう。
メンタルヘルスの臨床医として日本とアメリカで25年以上のキャリアを持つ精神科医の久賀谷亮さんは、『ロスの精神科医が教える 科学的に正しい 疲労回復最強の教科書』(SBクリエイティブ刊)の中で次にように警鐘を鳴らす。