低迷する老舗雑誌をV字回復。敏腕編集者のアイデアを生み出すノウハウとは
なかなかいいアイデアが出てこない。チームでブレストをしても発言が少ない。企画に落とし込めない。そんな悩みを抱えている人は少ないないだろう。
メディアファクトリーでシリーズ300万部の『ダーリンは外国人』(小栗左多里著)などの編集を担当、2016年に低迷していた料理雑誌『レタスクラブ』の編集長に就任し、部数の大幅V字回復の旗手となった松田紀子さんは、自身の仕事術について「私がやってきたことは、さしたるテクニックはなく、今すぐにでも、誰でも始められそうなことばかり」と述べる。