1万5千人を見た占い師が語る 幸せをつかむ女性の内面
結婚願望があるのに出会いがない。
長年付き合ってきた彼に突然別れを切り出された。
仕事でうまくいかず、悩んでいる。
人は誰でも自分なりの幸せを追い求めているもの。そして、幸せになる資格は誰にでもあります。でも、なかなか幸せを感じることができずに苦しんでいるのも事実です。
九星気学・タロットカード・手相の三つを組み合わせたオリジナルな占術を駆使し、これまでに1万5000人もの女性にアドバイスを送ってきた隆之介さんは著書『予約殺到! 行列のできる占い師の運がよくなる17のルール』(信長出版刊)の中で「占いだけでは人生は変わらない」としています。
自分自身が自分の運命を、ポジティブな方向へと変えていく意思がない限り、絶対に運命をポジティブに変えていくことはできないのです。(P26より引用)
占い師にできることは、その人に合ったアドバイスを送るところまで。そのアドバイスを踏まえてどう行動するかは、本人の意思にかかっているということです。
でも、運命をポジティブに変えていくために、どんなことをすればいいのでしょうか?ここでは人生をポジティブな方に向けるための内面の作り方について紹介します。
■「無理矢理ポジティブ」ではなく、ネガティブな要素を減らす
何でもネガティブにとらえるよりは、どんなこともポジティブにとらえる方がいいのはまちがいありません。でも、悲しいことや辛いことがあった時に前向きなことを考えたり、イライラしている時に無理に笑ったりするのは、かえってストレスを感じるもの。
ならば、もっと根本的なところに着目して、自分の生活のなかからネガティブな要素を取り除いてみるのは一つの手だと隆之介さんはいいます。
たとえば、ネガティブな発言をする友人知人と距離を置いてみる、テレビやネットのネガティブなニュースを見ないようにするなど、自分の周りからネガティブな要素をなくしていくことで、ネガティブな気持ちになることが減り、ポジティブに考えられることが増えていきます。さらにポジティブな考え方や言動の人と一緒にいるようにすれば、なお良しです。
■あなたが思うほど、他人はあなたの失敗を気にしていない
何かにチャレンジすることは、人生を変えるために必要なこと。しかし、過去の失敗経験を引きずって、新しいことに挑戦するのが怖くなってしまっている人もいます。
でも、そのまま怖がっているのはもったいないことです。
隆之介さんは“「運がいい」とか「成功している」と言われている人こそ、過去にたくさんの失敗を重ねてきた人”だといいます。
あなたが思っているほど、他人はあなたの失敗を気にしていないもの。そもそも気づいていないことも少なくありません。ならば、失敗など気にするほどのことではないのです。
■これまでの習慣を変えてみる
「なりたい自分」「理想の自分」を設定して、そこに届くように努力してみることも、人生を好転させるための方法です。なりたい自分像を設定したら、そこに近づくための行動を、毎日の習慣の中に取り入れてみましょう。
海外で働く自分をイメージしたなら、毎日の習慣の中に15分だけ語学学習の時間を加えたり、今よりもスマートになりたいなら、毎日10分早起きしてひと駅分歩いてみたり。
一日何時間も費やすような大掛かりなものでなくても大丈夫。これまでの習慣をほんの少し変えて、なりたい自分を実現するための時間を入れてみる。最初は面倒でも、慣れてくると自分の変化を実感できるはずです。
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本書で隆之介さんはここで取り上げた内面の整え方だけでなく、人生を好転させる外見の磨き方や、幸せになれない人のメンタリティの特徴、そして人生がいい方向に変わった女性たちのエピソードを紹介しています。
自分を変えられるかどうかも、幸せになれるかどうかも、結局は自分次第。今の人生にもやもやしたものを抱えているなら、本書は現状を抜け出すきっかけになってくれるはずです。
(新刊JP編集部)