「何度も死のうと思った」 働き詰めのサラリーマンはいかにしてうつから抜け出したのか(前編)
ブラック企業で働き詰めになり、上司のパワハラや年下の部下からの嫌味を浴び続けたサラリーマン・マサユキはついにうつ病で倒れてしまう。
「この世から消えてしまいたい」という気持ちにとらわれるマサユキ。そんな彼を救ったのは高野山奥之院で出会った龍・コハクだった。マサユキはコハクから11の「龍の知恵」を授かりながら、自分の人生を少しずつ手繰り寄せていく。
これは『夢をかなえる龍』(光文社刊)で描かれている物語であり、その内容はこの本は著者であり“龍師”と呼ばれるSHINGO氏の実話に基づいているという。
激務のあまり、「ボールペンで太ももを刺して傷つけたりしていました」という状況まで追い込まれたSHINGO氏の張り詰めた糸は、ある朝、突如プツンと切れる。そして、もやもやを抱えながらスピリチュアルへの道を辿ることで、「うつ」という真っ暗闇のトンネルを抜け出していく。
このインタビューでは本書をもとに、SHINGO氏の「うつ」の抜け出しエピソードとともに、「自分の人生を生きる」とはどういうことかについて、詳しくうかがった。今回はその前編だ。
(新刊JP編集部)