健康習慣は「しょうが×オリーブオイル」から おいしく食べられるレシピを紹介
免疫力の向上や殺菌作用をはじめ、さまざまな健康効果が知られ、「食べる万能薬」とも呼ばれる「しょうが」。
その「しょうが」に、抗酸化作用やアンチエイジングなど、ヘルシーなオイルとして知られる「オリーブオイル」を組み合わせた「しょうがオリーブオイル」をご存知でしょうか?
イシハラクリニック副院長の石原新菜さんは『しょうがオリーブオイルで超健康になる!やせる!若返る! 長生きレシピ64』(わかさ出版刊)で、しょうがオリーブオイルの「健康足し算パワー」とともに、作り方や美味しく食べられるレシピ集を紹介しています。
しょうがオリーブオイルの作り方はいたって簡単。
① しょうが60mgの皮を剥がさずにみじん切りにする。
② フライパンに大さじ3杯のオリーブオイルを入れて30秒ほど熱する。
③ 大さじ2杯のオリーブオイルと黒こしょう大さじ1/2をフライパンに入れよく混ぜ合わせる。
④ 粗熱をとり、保存容器に入れて完成!
ポイントは、しょうがオリーブオイルに黒こしょうを加えること。脂肪燃焼効果、抗酸化作用などの健康効果や減塩効果も期待できる、すぐれたオイルになります。
また、主菜、主食から副菜、作り置き、スイーツまでしょうがオイルを用いた64の豊富な健康レシピが掲載されているのも本書の特徴。ここではその中から2つ、取り上げましょう。
■『さわやかジンジャーのカルボナーラ』
材料(2名分)
スパゲティ……160g
A しょうがオリーブオイル・粉チーズ……各大さじ2 卵…2個 コンソメ…小さじ1、塩…小さじ1/3
卵黄…2個 粉チーズ・しょうがオリーブオイル…各適量
作り方
① スパゲティを塩を入れた熱湯で茹でる。
② ①の間に、Aを大きめのボウルに入れてよく混ぜ合わせておく。
③ 茹で上がったら水気をしっかりときり、熱いうちに合わせおいた②に入れて混ぜる。全体がトロっとしてきたら器に盛りつけ、卵黄を乗せる。粉チーズとしょうがオリーブオイルをお好みの量かける。
■『ジンジャーライス カオマンガイ』
材料(2名分)
しょうがオリーブオイル…大さじ1 米…1合 鶏もも肉…大1枚(300g) ネギの青い部分…1本分
A しょうがオリーブオイル…大さじ2、ナンプラー大さじ2、砂糖…小さじ2、輪切り唐辛子…小さじ1/2
紫タマネギ、パクチー、レモン適宜
作り方
① 炊飯器に洗った米を入れて、1合の線まで水を入れる。
② ①にネギの青い部分を半分程度にちぎって入れ、鶏もも肉にしょうがオリーブオイルを塗ったものをのせ、普通炊きする。
③ Aをよく混ぜ合わせてタレをつくる。パクチーは2㎝幅のざく切り、紫タマネギは薄切り、レモンはくし形に切る。
④ ②が炊き上がったら鶏もも肉を切って器に盛りつける。
ふだんのオイルにちょっとアレンジを加えるだけでできるしょうがオリーブオイルは、健康に、おいしく、そしてダイエット効果も期待できるというすぐれもの。ただ、オリーブオイルはなまもののため、冷暗所での保存がベストと本書。保存容器に入れ、冷暗所で3~4日が目安です。
ぜひ、新しいオイル習慣を試してみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)