約1000本の投資信託を保有する投資家が、「米国株に絞って運用せよ」と語る本当の理由
現在の日本では、金利はほとんどゼロ。預金や貯金だけでは資産形成としての効果は極めて低く、給料も上がらない時代ということで、お金についてのライフプランがどんどん立てにくくなっていることは多くの人が実感しているところだろう。
だからこそ投資の重要性が叫ばれるが、「そこそこの利回りで、確実性のある投資先」を見極めるのは簡単ではない。
『毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる 米国つみたて投資』(かんき出版刊)の著者、太田創氏はこの問いに対して「30年積み立てるなら米国株式を対象とする投資信託」という解を提唱している。
なぜ日本国内への投資でなく、リターンの大きい新興国でもなく、米国なのか。そこには太田さんが長年の投資経験から導き出した確かな理由がある。