イギリスのEU離脱は「まさか」ではない? 現代史を学べば見えてくること
毎週月曜日から金曜日、朝7時から文化放送で放送中の情報ラジオ番組『The News Masters TOKYO』。さまざまニュースやトレンドについて、タケ小山さんとレギュラーコメンテーターが切り込んでいく番組だ。
その中で、本の目利きたちが出演し、今ビジネスマンが読んでおくべき本を紹介するコーナーがある。毎週火曜日の8時25分頃からの5分間のミニコーナー「トレンドマスターズTOKYO BOOK」だ。
1月15日(火)は、総合ニュースサイト「J-CASTニュース」が提供する書籍紹介サイト・「BOOKウォッチ」の編集長・木村寛明さんが『日本と世界の今がわかる さかのぼり現代史』(祝田秀全監修、朝日新聞出版刊)をピックアップした。
本書は現代から過去に向かってテーマごとに出来事が経緯がまとめられた一冊。過去のエピソードに触れながら「なぜその時に情報が動いたのか」という根拠が見えてくる。
現代史を学ぶ重要性は誰もが認識しているところだが、学ぶ機会がなかなかないのも事実。本書は「参考書みたい」と西川文野アナウンサーが述べるように、親子で現代の流れを学ぶことができるようになっている。
木村さんが「なるほど!」と思った部分は、3月に控えるイギリスのEU離脱(ブレグジット)。「『まさか』と思った人も多いと思いますが、歴史を辿るとイギリスの離脱はありえたことがわかります」と語る。
コメンテーターの楠木建さんは「これはいいですよね。あらゆることは歴史の中で、歴史的な文脈の中で意味がわかる」と述べ、「未来は予知できないけど、過去の歴史は振り返ることができる。面白そうな本です」と太鼓判を押していた。
・The News Masters TOKYO公式ホームページ
・タイムシフト試聴はこちらから…radiko(The News Masters TOKYO)(1/21まで試聴可能)
(新刊JP編集部)