「普通のサラリーマン」が定年後に会社顧問になる時代 求められる人材とは
「人生100年時代」が現実のものになりつつある今、定年退職後にどう生きるかというのは私たちにとって大きな課題となっている。65歳まで会社に勤めたとしても、それからの人生は平均的に考えても約20年は残っているのだ。
長いセカンドライフの過ごし方として、『あなたのキャリアをお金に変える! 「顧問」という新しい働き方』(齋藤利勝著、集英社刊)では「会社顧問」を提案している。
顧問というと大企業の役員経験者が引退後に就く名誉職的なポジションで、限られた人しかなれないものと考えられているが、本書でいう顧問はそうではない。今回は著者の齋藤利勝さんにお話を伺い、企業から求められている新しい形の顧問について語っていただいた。その後編をお届けする。