スマホで大音量は禁物!? 目と耳への影響に注意したい5つの生活習慣
梅雨入りのこの時期、天候がなかなか落ち着かないことで身体の調子も崩れ気味…という人は多いかもしれません。
特に就職や転職、引越しや昇進など、働き方からプライベートまで4月に生活のスタイルが大きく変わり、慣れない生活習慣から抱えたストレスの影響が「5月病」などとして出てきやすいのもこの季節。
ここでは、主に目と耳に不調を起こしやすい注意すべき生活習慣を、ベストセラーとなった『目は1分でよくなる!』(自由国民社刊)の著者である今野清志さんの本や過去のインタビューを参考にご紹介していきます。
■スマホで大音量で音楽を聴いている
『驚くほど耳がよくなる!たった10秒の「耳トレ」』(SBクリエイティブ刊)より。
今野さんによれば、スマホを使って大音量で音楽を聴くのはNG。周囲の音が聴こえず、音漏れがひどいレベルの音量を聴いていると、耳に大きな負担がかかって耳のストレスを修復するサイクルが追いつかなくなり、じわじわと耳の機能を蝕んでいくのだとか。
■ずっと座ったまま仕事をしている
こちらも前掲の『驚くほど耳がよくなる!たった10秒の「耳トレ」』より。
今野さんによれば現代人は酸素が不足ぎみだといいます。パソコン仕事が当たり前になり、スマホの画面をずっと見ているせいか、姿勢は無意識に猫背に。その結果、肺を圧迫し呼吸が浅くなってしまっているというのです。これは耳のトラブルの大きな原因に。仕事中も適度に立って身体を動かすなど、工夫が必要そうです。
■ついつい飲み過ぎてしまう
ストレスから、深酒をしてしまう人もいるでしょう。もちろん、これは禁物。飲み過ぎるとその分だけ分解する酸素が必要になり、酸素が欠乏しがちになると今野さんは言います。どんなことでも「過度」は禁物。食べ過ぎも含めて、ちょうど良い量で抑えたいものです。
<今野清志さんインタビュー「その生活習慣、目に良い? 悪い?」より>
■休みの日は1日中ずっと家でじっとしている
人間は動かすことで機能を調節するため、軽いトレーニングやエクササイズがリラックスになると今野さん。そのため、家の中でじっとしているのはやはりNG。どこか遠出をしたり、運動するまでしなくとも、外を散歩する程度でよく、新鮮な景色を目に入れるだけで疲れの解消になると言います。
<今野清志さんインタビュー「その生活習慣、目に良い? 悪い?」より>
■寝る前にスマホやパソコンの画面を見てしまう
こちらは前掲の『驚くほど耳がよくなる!たった10秒の「耳トレ」』より。
寝る前に少しだけパソコンで調べ物をしたり、電気を消したあとにスマホでゲームをしたりする人は少なくないでしょう。しかし、目にも、そして耳にも悪影響なのだとか。というのも、画面から発せられる強力なブルーライトが自律神経を刺激し、眠りにつきにくくさせてしまい、結果騒音や血流の悪さで痛めつけられた耳の細胞が修復されにくくなってしまうと今野さんは言います。
いかがでしょうか?
ちょっと晴れ間がのぞいたときは少し外に出て散歩をしたり、イヤフォンばかりせず、自然の景色や音に触れてみてはいかがでしょうか。心も体もスッキリするはずですよ。
(新刊JP編集部)