起業の悩みの一番手「お金の問題」、克服するために身に付けるべき感覚とは?
起業を考える人にとって最大の悩みは「お金」にまつわるものだろう。開業資金に人件費、運転資金など、起業にはかなりのお金がかかるイメージがあり、商品やサービスの価格設定なども悩みのタネになる。そのため、起業したい気持ちがあっても「お金」が足かせとなり、なかなか前に進めない人は多い。
『起業1年目のお金の教科書』(かんき出版刊)の著者、今井孝さんは、起業に関するお金の悩みの多くは「お金があるかないか」よりも、自分のお金に対する感情や感覚がつかめていないためだと語る。
本書は、ベストセラーになった前著『起業1年目の教科書』の第二弾として、起業にまつわる「お金」に特化した内容だ。これまで3万人以上の起業家にノウハウや考え方を伝えてきた今井さんに起業家に必要なお金との向き合い方について伺った。