だれかに話したくなる本の話

中小企業の戦略が成果に結びつかない3つの理由

『小さな会社の〈人を育てて生産性を高める〉「戦略」のつくり方』(山元浩二著、日本実業出版社刊)

業績向上と組織の成長のために欠かせないのが、どの分野でどのように勝っていくかという「戦略」である。

大企業ではこの戦略を推進する専門の部署があるが、中小企業では経営者本人がこれを行うことも多い。もちろん、戦略を立てることで今やるべきこと、来年やるべきことが整理されるというメリットは大きいが、戦略を実行するPDCAが組織に根づいて、業績が伸び続けている企業となると、かなりまれなのが現実だろう。

小さな会社の〈人を育てて生産性を高める〉「戦略」のつくり方

小さな会社の〈人を育てて生産性を高める〉「戦略」のつくり方

「うちの会社、いつも戦略をつくって終わり……」「戦略通りがんばったのに結果が出ずにマイナス査定。社員のモチベが低下…」そんなこと、ありませんか? 本書を読めば、そんな戦略の悩みは無用のものに。20年以上、650社以上の中小企業を分析、業績アップに導いてきた著者だからこそわかった「中小企業に特化した20の戦略」から、自社に必要な戦略を選んでPDCAを回すだけで、人が育って業績が上がっていきます!

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