だれかに話したくなる本の話

コロナ禍で増加 捨て犬たちのその後

『とらおさんと犬のお話』(幻冬舎刊)の著者・Kumpooさん

ペットとして私たちにとって身近な存在である犬。
飼い主に恵まれて幸せな一生を送る犬がほとんどだが、中には飼い主やペットショップ、ブリーダーに捨てられて路頭に迷う犬もいる。こうした犬のその後はどうなるのだろうか。

電子書籍『とらおさんと犬のお話』(Kumpoo著、幻冬舎刊)は捨てられ、保護された犬たちのその後に迫る写真絵本。そこからは「コロナ禍で増えた」という捨て犬と保護犬を巡るリアルな現状が垣間見える。

保護された犬たちの中にも、すぐに飼い主が見つかる犬もいれば、そうでない犬もいる。彼ら彼女らを追い続けた著者のKumpooさんが見たものとは?インタビュー後編では飼い主が見つからない保護犬のその後についてお話をうかがった。

とらおさんと犬のお話

とらおさんと犬のお話

演出家 宮本亞門さん、推薦!
「僕の愛犬ビートも捨てられた保護犬でした。
これ以上、悲しむ犬が増えないことを心から願っています」

犬と私たちは最高の友達。
でも、そうもいかない場合もあります。
飼えなくなった犬や、捨てられた犬もいるのです。
これは、愛護団体として活動している「とらおさん」と犬たちのお話です。

犬を愛するすべての人に贈る、保護犬の現実とあたたかい繋がりを描いた写真絵本。