だれかに話したくなる本の話

この世のほとんどは「悪人」難解だけど優しい浄土真宗の教え

『おすくいぶっきょう』(幻冬舎刊)

社会生活には悩みがつきもの。人間関係の悩み、お金の悩み、健康の悩みなどなど、一つの悩みもない人はいないはず。それは大昔も今も変わらない。

そんな苦しむ人間に普遍的な教えを授けてくれるのが仏教だ。『おすくいぶっきょう』(幻冬舎刊)は、女子高生の華と僧侶の凡ちゃんの会話を通じて、仏教の教えをわかりやすく解説するコミック。
今回は著者の世良風那さんに、現代において仏教に触れることの意味についてお話をうかがった。

日々抱える苦労の救済処置 おすくいぶっきょう

日々抱える苦労の救済処置 おすくいぶっきょう

仏教って意外とおもしろくて、わかりやすい!

大好きだった寛くんに振られ、落ち込む華。
仕返しに寛くんの悪口を友達に広めようとするもすぐに嘘だとバレてしまい、友達から無視されてしまう事に。
孤立してしまった華のもとに突然、阿弥陀様の使い”凡ちゃん”が現れる。
凡ちゃんが説く仏教の教えが、華や周りの人生を変えていき――。