「失敗を愛する」 大病や失敗を乗り越えられる人はどう困難と向き合っているのか
私たちの人生は常に平坦ではなく、大小さまざまな壁が立ちはだかる。そして、その困難を乗り越えるために考え、動いたときに初めて成長できる。
34歳のときにステージIIIの精巣がんが見つかり、即手術。その後も狭心症で心臓を手術したり、頚髄損傷を負ったりするなど、病気やケガに悩まされた。また仕事においても、大規模なシステム開発で納期に間に合わず、訴訟沙汰になりそうになったこともあった。
それでも立ちはだかる困難を乗り越え、挑戦を続けた。がんの手術から2年後、会社から独立をして自分のビジネスを立ち上げ、1人で年商1億円を稼ぐまでになった人物が奥村哲次氏だ。