【「本が好き!」レビュー】『失われゆく仕事の図鑑』永井良和、高野光平著
提供: 本が好き!(この記事は、書評でつながる読書コミュニティ「本が好き!」レビュアーのRokoさんによる書評です)
近年、とみに進む合理化によって仕事・職業の種類は日に日に数を減らしています。 かつてはどこでも見られた風景が消えつつある。それは寂しいことでもありますが、記憶の中で生き続ける彼らの姿は「職業文化」ともいうべき貴重な記録ともいえます。 本書では、すでに無くなってしまった仕事、わずかながらも残る貴重な仕事、さらには合理化の上の合理化で、自動販売機すらもなくなりつつある「仕事」など121の仕事・職業について「ショー」「遊び」「食」「物販」「交通」「サービス」「作業」などのジャンル分けで紹介。 「懐かしい」というリアル世代にも、「こんな仕事あったんだ! 」という新世代にもわかりやすいよう、イラストなどを交えながら解説する1冊としました。 特集ページでは、消えつつある職業についていたOB・OGのインタビューなども紹介。 今はなき街の姿、あの頃の想い出、そしてテレビや小説でしか知らなかった(?)「アノ」仕事のリアルがわかる内容に仕上げました。