だれかに話したくなる本の話

「患者満足よりスタッフ満足を」 ある開業医が下した決断

『がんばらない小さなクリニックの経営戦略』(クロスメディア・パブリッシング刊)

日本全国にクリニックは数あれど、その悩みは似通っている。
患者はそれぞれに健康上の悩みを抱えて、自分のクリニックを頼ってくる。こちらも全力で彼らに寄り添おうとする。しかし、それゆえに医師もスタッフも疲弊してしまう。現場スタッフの犠牲の上に成り立つ医療は、長続きしない。

がんばらない小さなクリニックの経営戦略

がんばらない小さなクリニックの経営戦略

完全予約制で年間150日休めるクリニックの作り方。

「東洋医学と西洋医学を融合し、みんなを美しく、元気で、笑顔に!!」を理念に掲げる「らいむらクリニック」。千葉市で落下傘開業した著者が売上追求路線を改めて、省力化・完全予約制を導入して年間150日休めるクリニックに路線を変更。がんばらなくても売上を確保するノウハウ。さらにジョイントベンチャーやコラボレーションで「世界を変える!」ビジョンの実現を目指す経営戦略を明かします。