ユーザーを騙して利益を得る インターネットに蔓延る企業の悪い手口
オンラインショッピングがきっかけで、購読する気のないメルマガが大量に届くようになった。
サブスクリプションサービスを解約したいのに、手続きの方法がわからない(わかりにくい)。
インターネットを使っていてしばしば出くわすのが、ユーザーの行動をサービス事業者にとって都合のいい方向に(時に強引に)向かわせようとする仕様になっているアプリやサイトだ。
「メルマガを受信する」がデフォルトの設定になっている(チェックボックスのチェックをユーザーが外さない限りはメルマガを受信することになる)のは、よく考えると押し付けがましいし、解約の仕方がわからないのもイライラする。もしかすると、多くの人はこの理不尽さに苛立ちつつも、こうした仕様――ダークパターン――があまりに蔓延しているため、「インターネットとはこういうものだ」と受け入れてしまっているのかもしれない。