期待に応えすぎず自分を大切に。女性がイキイキと働くために必要な「自分力」とは
「男性は外で稼ぎ、女性はいいお母さんになる」といったかつての価値観が薄れてきているとは言われているが、実際のところ、いまだに男女の差は大きい。日本のジェンダーギャップ指数ランキングは2021年の段階で156か国中120位、先進国の中では最低レベルだ。
意思決定ができる場にいる女性の割合もまだまだ低く、例えば東京商工リサーチによる上場2220社を対象とした2021年3月期決算「女性役員比率」調査によれば、女性役員の比率は7.4%と、前年よりは高くなっているものの、低水準となっている。日本社会は未だに男性目線でできていると言える。