だれかに話したくなる本の話

部下が自らやる気を出すチームを作るための5つのステップ

『「役割」に徹すればマネジメントはうまくいく 本物の「上司力」』(前川孝雄著、大和出版刊)

管理職になると、これまでとは違った悩みが生まれてくる。
自分自身の業務量に余裕がなく、部下たちを管理していけるか不安。
コロナ渦でリモートワークが導入されたが、在宅の部下たちの仕事ぶりがわからない、コミュニケーションの取り方が難しい。
部下を叱るときにパワハラになってしまわないか不安。
などなど、それぞれに悩みを抱えている管理職の人が大多数だろう。このような課題を克服していくにはどんな力が必要なのだろうか。

本物の「上司力」 「役割」に徹すればマネジメントはうまくいく

本物の「上司力」 「役割」に徹すればマネジメントはうまくいく

激変する状況だから目を向けるべきものがある。上司は「役割」とはどういうことか。「嫌われたくない」と逃げることで起こる事態。どうして自己開示が必要なのか。ベースは利他主義ではない。こんな話し方が部下のやる気に火をつける。上司力が問われる「叱る」「怒る」「褒める」。現場で人が成長する3つのステップ…やる気が広がり、組織が自走し始める「戦略と仕組み」。