だれかに話したくなる本の話

クセが強すぎる「ももたろう」描いたのはやっぱりあの漫画家

「ももたろう」(誠文堂新光社刊)

昔むかし、あるところにおじいさんとおばあさんがすんでいました。おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へせんたくに行きました。

これだけで、日本人であれば大半が、何の物語の書き出しかがわかるはず。そう「ももたろう」である。

その先のストーリーについても、多くの人が承知しているだろうから、ここでは省略する。これまでに様々な絵で描かれてきたこの昔話を、超個性的な絵とともに語りなおすのが、ガタロー☆マンによる「ももたろう」(誠文堂新光社刊)だ。

ももたろう (笑本おかしばなし)

ももたろう (笑本おかしばなし)

ギャグマンガ界の鬼才中の鬼才!

マンガ家デビュー30周年を迎えた漫☆画太郎が、「ガタロー☆マン」として本気で描く、子ども向け笑本(えほん)シリーズ刊行。

子どもも大人も、一緒に笑って楽しめるまったくあたらしい昔話。

第1弾は「ももたろう」。