クセが強すぎる「ももたろう」描いたのはやっぱりあの漫画家
昔むかし、あるところにおじいさんとおばあさんがすんでいました。おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へせんたくに行きました。
これだけで、日本人であれば大半が、何の物語の書き出しかがわかるはず。そう「ももたろう」である。
その先のストーリーについても、多くの人が承知しているだろうから、ここでは省略する。これまでに様々な絵で描かれてきたこの昔話を、超個性的な絵とともに語りなおすのが、ガタロー☆マンによる「ももたろう」(誠文堂新光社刊)だ。