もしコロナ禍で災害が起きた場合は… 覚えておくべき「いざという時」の動き方
季節が秋から冬へと移り変わるこの時期、夜の気温は10℃を下回るようになり、一段と寒さを増してきた。
そんな中で気になるのが、新型コロナウイルスの感染者数だ。11月に入るとその数は一気に急増。東京都で12月10日に602人の新規感染者が確認され、日本全体でも同日に2972人と発表された。
『レスキューナースが教える 新型コロナ×防災マニュアル』(扶桑社刊)の著者で、国際災害レスキューナースとして26年間活動し、被災地での感染症予防対策に詳しい辻直美さんは、新型コロナに対して日本人は「気が緩んでいる」と指摘する。
「感染しない・させない」ために今、私たちがすべきことは何か。地下鉄サリン事件で現場の指揮を執った経験のある、感染症対策のプロ、辻さんに感染対策法を基礎から教わった。
(構成・聞き手:金井元貴)