だれかに話したくなる本の話

「公式」の詰め込みは役に立たない「自分の頭で考える子」の育て方

『デキる社会人になる子育て術 元ソニー開発マネージャが教える社会へ踏み出す力の伸ばし方』著者の鬼木一直氏

親としては、我が子に社会に出てから自立して、自分の選んだ道でいきいきと活躍してほしいもの。でも、そのための「正解」が用意されていないのが子育ての難しいところです。書店に行けば、子育ての「理論」についての本はたくさんありますが、実際に何をすればいいの?と困ってしまうことが多いですよね。

『デキる社会人になる子育て術』(幻冬舎刊)はそんな親の悩みに答える一冊。経済産業省が提唱する「社会人基礎力」の要素である「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力を養う家庭教育を具体的に解説しています。

今回は著者であり東京富士大学経営学部の鬼木一直教授にインタビュー。子育てにおいて親が知っておくべきことや、本書の使い方についてお話を伺いました。その後編をお届けします。

デキる社会人になる子育て術 元ソニー開発マネージャが教える社会へ踏み出す力の伸ばし方

デキる社会人になる子育て術 元ソニー開発マネージャが教える社会へ踏み出す力の伸ばし方

親の小さな心がけで、子どもの未来は大きく変わる。前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力が身に付き子どもの可能性を最高に伸ばす家庭教育メソッド。企業のマネジメントと教育現場での気付きから体系立てた実践的教育論。