初対面で「この人は信頼できる」と思わせるために必要な3つの要素
「あの人を嫌っている人を見たことがない」
「自然と周りに人が集まってくる」
「性別問わず人気がある」
あなたの周りにこんな人はいませんか?
本人は特に好かれようとしているようには見えない、でもみんなから愛されている。こういう人は「あの人柄は天性だよね」なんて言われます。でも、本当にそうでしょうか?
実は、誰にでも好かれる人柄は天性のものではありません。「誰にでも好かれる人柄」には共通点がり、そのポイントを理解して実践することで誰にでもなれるのです。そして、そんな人柄になったら、これまで悩まされていた人間関係の悩みはウソのように消えていくはずです。
■「見返りを求める心」はかならず見透かされる
「人に好かれることは、生まれつきの才能ではなく、技術である」
『話し方も、見た目も、特別じゃなくていい 一瞬で好かれる人になる技術』(原田康子著、アチーブメント出版刊)は、周囲に好かれる人柄についてこう言い切り、そんな人柄になるためには「相手に貢献したい心」「思いやりを持って言葉を選ぶ力」「自分自身を大切にする習慣」だと説いています。
「相手に貢献したい心」には大前提があります。それは見返りを求めないこと。
どんな親切も打算が混じっていると不思議と相手には伝わってしまいます。心の奥底にある打算を見透かされたら、相手は決してその人を信用しません。
だから、まずは見返りを求めず、自分から相手に与え続けることが何より大切です。人とのつながりは、自分が何を得られるかはひとまず置いておいて、自分から差し出した思いの上に育まれていくもの。自分からどんどん人を助ける「気前のいい人」を目指しましょう。
■誰かと話す時は「評価されたい」「よく見られたい」気持ちを捨てよう
「思いやりを持って言葉を選ぶ力」は主に会話のシーンで重要です。
決して話し上手になる必要はありません。うまく話すことよりも気持ちを届けることの方が大切なのです。
でも、「うまく話さずに、気持ちを届けようとすること」は、実はけっこう難しいものです。誰かと話すとき、私たちの心には知らず知らずのうちに「評価されたい」「よく見られたい」「恥をかきたくない」といった気持ちが混じってしまいます。下心が混じっていると、本当に伝えたい言葉は空回りしてしまい、相手に届きません。好かれる人の言葉は、相手を思う純粋な心から生まれます。口下手であっても、そうした言葉はちゃんと相手に届くのです。
そして、話すことよりもっと大切なのが「聞くこと」。話を聞く時、ついつい言葉として出たことだけに集中しがちですが、言葉の奥にある相手の気持ちに目を向けることが、本当の意味で相手の話を聞くことです。
「この人は自分の話をきちんと聞いてくれている」
そう感じた時に、信頼関係の第一歩が生まれます。
■自分が満たされているからこそ誰かに優しくなれる
最後は「自分自身を大切にする習慣」です。
誰かに優しくできるのも、見返りを求めずに与えられるのも、自分が満たされているからこそ。自分を大切にし、自分を整えるためにお金と時間を使うのが、周りに好かれる人になる第一歩。自分の大切にしていない人は、他人からも大切にされません。
人から好かれるためには、まずは自分を満たす。自分が満たされていれば自信が生まれます。自信がなく、自分を好きになれない人よりも、自分の強みも弱みも知ったうえで自信をもって生きている人に、人は惹かれるのです。
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初対面で「この人は信用できる」と思われたり、年上からも年下からも好かれたり、自分が好きな人に好かれたりすることは、ビジネスや私生活のみならず、人生そのものにとって大きな意味があります。本書では、そんな人になるために知るべきこと、やるべきことが、ここで紹介した3つの要素を軸により細かく紹介されています。
人間関係の基本は、誰かを変えるのではなく、自分が変わること。職場の人間関係をより良くしたい人、お客様と信頼関係を上手に構築したい人、折り合いの悪い親族や家族がいる人など、本書が役立つ人は多いはずです。
