新刊ラジオ第642回 「日本でいちばん大切にしたい会社」
「会社は誰のものか」という議論では「株主のもの」という考えが支配的です。また、経営の目的も「顧客満足」とか「株主価値の最大化」などということが当然のようにいわれます。しかし著者は主張します。「会社は顧客のためのものでも、まして株主のためのものでもない。社員が喜びを感じ、幸福になれて初めて顧客に喜びを提供することができる。顧客に喜びを提供できて初めて収益が上がり、株主を幸福にすることができる。」本書はこの言葉の持つ意味を、心を打つ会社の実話を通して、熱く、深く伝えてくれる必読の1冊です。