だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1938回「ハッキリ言わせていただきます! 黙って見過ごすわけにはいかない日本の問題」

政治、教育、社会…おかしなことが多すぎませんか?
世の中の動きを黙って見ていると気づけばアブナい方向に進んでいたり、重要な問題がきちんとした批判に基づいて議論されずに決まってしまったり。理不尽だらけの日本社会とどう向き合えばいいのか?そこに不可欠な、健全な批判で議論を深めるための正しい「批判のお作法」とは?
前川喜平、谷口真由美、お二方のアツい対談をご覧あれ!(提供・集英社)

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正しい「批判のお作法」とは何か? 理不尽な日本の問題に一石を投じる一冊!

みなさんこんにちは。ブックナビゲーターの南雲希美です。

今回は「黙って見過ごすわけにはいかない日本の問題」ということで、 日本の政治、教育、社会等に対して、同じ関西出身である前川さんと谷口さんが対談形式でビシッとツッコみ物申す!そんな一冊のご紹介となります。

テレビや新聞を見ていると、正直、理不尽なニュースって後を絶ちませんよね。

政治家の答弁に「?」マークが浮かんだかと思えば、国の組織で不正会計が発覚したり、はたまたどこかの学校で問題が起こったり…。

そんな様々な問題に、本書では忖度なしでズバズバ意見を述べています。読んでいて凄く共感できますし気持ち良い!と同時に、このくらいはっきり自分の意見をもって生きていかないと、ただただ日本社会で流されていってしまう…という危機意識が芽生えます。

現代日本の抱える、身近で大事な問題に切り込んでいく内容となっておりますので、この先はぜひ本編をお聴きください。

◆著者プロフィール
前川喜平さん。元・文部科学事務次官 現代教育行政研究会代表。 東京大学法学部卒業後、文部省(現・文部科学省)に入省。文部大臣秘書官、大臣官房総括審議官、大臣官房長、初等中等教育局長、文部科学審議官、文部科学事務次官を経て、2017年退官。 現在、自主夜間中学のスタッフとして活動しながら、講演や執筆を行っている。 著書に、『面従腹背』(毎日新聞出版)、『これからの日本、これからの教育』 (寺脇研氏との共著。ちくま新書) など。

谷口真由美さん。大阪国際大学准教授 全日本おばちゃん党代表代行 TBS系『サンデーモーニング』、朝日放送『おはよう朝日です』をはじめ、TV、ラジオ、新聞のコメンテーターとしても活躍。2012年、おばちゃんたちの底上げと、オッサン社会に愛とシャレでツッコミをいれることを目的に、Facebook上のグループ「全日本おばちゃん党」を立ち上げ、代表代行を務める。著書に、『日本国憲法 大阪おばちゃん語訳』(文藝春秋)、『憲法って、どこにあるの?』(集英社)など。

ハッキリ言わせていただきます! 黙って見過ごすわけにはいかない日本の問題

ハッキリ言わせていただきます! 黙って見過ごすわけにはいかない日本の問題

最近の日本の政治、教育、社会……
ちょっとおかしなことが多すぎませんか?

世の中の動きに、何も言わずに黙ってスルーしていると、
いつのまにか物事がどんどんアブナい方向に進んでいたり、
私たちにとって、日本の未来にとって、とても重要な問題が
きちんとした批判に基づいてしっかり議論されることなく
短時間で決まってしまったりすることが増えています。

どう考えてもおかしなことが平然とまかり通ってしまう
理不尽だらけの日本の社会とどう向き合えばいいのか。
そこに不可欠な、健全な批判でもっと議論を深めるための
正しい「批判のお作法」をどうやって身につければいいのか。

大阪のおばちゃん、谷口真由美と、
奈良のおっちゃん、前川喜平ががっちり対談。
黙って見過ごすわけにはいかない日本の問題に、
激アツトークで鋭くツッコミ入れさせていただきます!!