新刊ラジオ第1748回 「GOSICK BLUE」
第二次世界大戦<グレートウォー>終結後、新大陸に二人の男女が降り立つ――。
長い航海を経て、新大陸「アメリカ合衆国」へ渡ってきたヴィクトリカと一弥。
新しい一歩を踏み出そうとしたその日に、厄介な事件に巻き込まれてしまった!
ニューヨークにそびえ立つ世界一の高層タワー<アポカリプス>。
豪勢な完成披露パーティで突然起こった爆破事件の裏に潜む謎とは!?
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ヴィクトリカと一弥の新しい一歩は必見!
こんにちは、ブックナビゲーターの矢島雅弘です。
今回は以前にご紹介した桜庭一樹さんの新刊『GOSICK RED』、その続編のご案内です!
時は第二次世界大戦終結から間もない夏。
新大陸「アメリカ合衆国」へ渡ったヴィクトリカ・ド・ブロワと久城一弥は、移民として新たな一歩を踏み出そうとしていました。
そんな矢先、やたらと派手な男がヴィクトリカを見るなり、どこかへ連れて行こうと執拗にお願いをしてきたのです。
男の名はボンヴィアンといい、『コミックマンハッタン』というコミック雑誌で『ワンダーガール』という作品を描いているニューヨーク一有名なコミック作家であり、さらには、建設されたばかりの世界一の高層タワー<アポカリプス>のオーナーである大富豪の孫なんだといいます。
一弥が話を聞いてみると、自分の描いている作品のヒロイン・ワンダーガールとヴィクトリカがそっくりだということらしく、<アポカリプス>で行われる完成披露パーティにサプライズで連れて行きたいとのことでした。
移民してきた初日で困惑する二人。
しかし、ボンヴィアンが何気なく取りだしたスカイブルーのペロペロキャンディにヴィクトリカが興味を持ってしまい、結局パーティに参加することに……。
さて、いったいどのような事件に巻き込まれてしまうのでしょうか。
今回もアニメ版『GOSICK』のメインキャストである江口拓也さんと悠木碧さんをお迎えしてのドラマをご用意しているのですが、なんと、脚本は桜庭一樹先生の 書き下ろしです!
新刊ラジオ用の特別版となっておりますので、ぜひお聴き逃しなく!
また、ドラマ後にはサプライズもありますので、ぜひ本編をお聴きください。
◆著者プロフィール 桜庭一樹さんは、1971年生まれ。 03年刊行の「GOSICK -ゴシック-」は、アニメ化もされた人気シリーズ。 06年の『赤朽葉家の伝説』は第60回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門受賞。07年の『私の男』で直木賞を受賞しています。 本作は以前にもご紹介した『GOSICK RED』の続編になります。
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