だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1732回 「ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人! 第三巻: 日本はなぜ戦ったのか」

日本の良い話を中心に情報発信をする人気ブログ「ねずさんのひとりごと」。その著者である「ねずさん」こと小名木善行氏の著書第3弾です。今回は日本人の「争い」に焦点を当てて、戦国の世の戦いや、元寇やWW2などの対外戦争における日本人の「和」の精神を語っています。

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概要

こんにちは、ブックナビゲーターの矢島雅弘です。

この新刊ラジオではすっかりお馴染みになりました、ねずさん。

今回の本では、前作、前々作とはまたちょっと違った視点で、日本人の素晴らしさを教えてくれます。

今回の本のテーマは、サブタイトルにもあるとおり、

「日本はなぜ戦ったのか」

そう、戦国時代の戦(いくさ)や、元寇や第二次世界大戦といった対外戦争、 こういった「争い」の中の日本人に焦点をあてています。

これまでの著書で、ねずさんは日本人を「和」と「結い」の心を持った、 互いに対等意識を持って平和な社会を築いてきた民族であったと語ってきました。

そんな平和を望む日本人でも、歴史をひも解けば、決して少なくない数の国内戦争・対外戦争を行っています。

これは僕個人の意見なのですが、ことに日本の歴史の教科書では、対外戦争に関しては、「日本が悪かった」みたいな視点でまとめてある事が多くて、ちょっと不満です。

国内の戦いに関しても「勝てば官軍」という言葉通り、勝利した側の正義ばかりが誇張されてて、どうにも腑に落ちない。

……そんな面倒な高校生・大学生だった僕ですが、今回のねずさんの本では、僕の知らないエピソードがたくさんあって、大変楽しく読むことができました。

どの辺が楽しかったかというと、「利他」の精神ですかね。

「国のために」「未来の日本のために」「自分の信じる正義・信条・人間のために」

勇敢に戦い、そして時には儚くも散っていった、昔の日本人のエピソードは、感じ入るものがありました。

さて、今回もスタジオにねずさんをお招きして、本書に関して話を伺いました。 どうぞ本編をお聴きください。

◆著者プロフィール 小名木善行さん、1956年1月16日生まれ。国史研究家。 インターネットで日本の良い話を中心に情報発信するブログ「ねずさんのひとりごと」は、月100万人のユーザーが訪問する人気ブログとなっています。

ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人! 第三巻: 日本はなぜ戦ったのか

ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人! 第三巻: 日本はなぜ戦ったのか

ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人! 第三巻: 日本はなぜ戦ったのか

日本の良い話を中心に情報発信をする人気ブログ「ねずさんのひとりごと」。その著者である「ねずさん」こと小名木善行氏の著書第3弾です。今回は日本人の「争い」に焦点を当てて、戦国の世の戦いや、元寇やWW2などの対外戦争における日本人の「和」の精神を語っています。