インテリアショップ「イデー」のディスプレイ担当にして、インテリアコーディネーターである著者が書いた「片付け」の本。言われてみると商品ディスプレイとお部屋の整理整頓には共通点がたくさんあるんです。片付けられない人は、片付けが楽しくなり、片づけが得意な人は、さらにワンランク上の片付け名人になれる一冊です。

新刊ラジオを購読する方はこちら

読む新刊ラジオ 新刊ラジオの内容をテキストでダイジェストにしました

概要

こんにちは、ブックナビゲーターの矢島雅弘です。

今回はインテリア、お片づけに関する書籍のご紹介をさせていただきます。

ヴィジュアルマーチャンダイザー、通称VMDという言葉を聞いたことはありますか？

僕もこの本で始めて知りました。

このVMDというのは、「お客様に購買していただけるような、視覚的なしかけを売り場で演出する」というお仕事なんだそうです。

なるほど、僕らが普段訪れるインテリアショップや雑貨店は（ん？　同じか？） 商品をただズラっと倉庫のように並べてあるわけではなく、部屋での配置を模して、椅子とテーブルが組み合わせて置いてあったり、ソファーと照明器具や組み合わせて置いてあったりしますね。

なんというか、ちょっとしたモデルルームみたいな？

つまり、VMDである小林さんは、日々のお仕事の中で、 居心地のよい部屋」「居心地のよい空間」というものを研究されているのでしょう。

どんな家具をどのように配置するか、そういった道のプロなわけです。

そんな小林さんが今回出されたの本のタイトルは「暮らしを愉しむお片づけ」。

う?む、「片付け」ですか。

「居心地のよい空間」を作るプロが書いた「片付け」の本。

◆著者プロフィール 著者は小林夕里子さん。 インテリアショップ「イデー」のディスプレイ担当で、インテリアコーディネーター、VMD(ヴィジュアルマーチャンダイザー)。 ものを大切にしながら暮らすライフスタイルが注目され、女性誌などで多く取り上げられています。

暮らしを愉しむお片づけ