新刊ラジオ第1667回 「「僕らはもっと自由になれる」3年で10億円稼いだ私の成功法則 (角川フォレスタ)」
株取引で財産を失い、FXで一晩2000万円を失うという大失敗からカムバックし、FXで稼いだ資金で会社を設立した著者が教えるFXの本。しかしながら本書の内容は、投資手法のみではなく「FXとの付き合い方」「お金に対する考え方」という万人向けのものです。「もっとお金があればなぁ・・・」とお悩みの方に、一読をオススメします。
読む新刊ラジオ 新刊ラジオの内容をテキストでダイジェストにしました
概要
こんにちは、ブックナビゲーターの矢島雅弘です。
まず、この本ですが、一番最初に見た時に「FXかぁ?」と言ってしまいました。
ビジネス書を読んでいると、資産運用というお話で、株取引をやっている著者の方は多いのですが、FXをやっているよ、と公言している人は少ないんですよね。
そして、社会一般によくある論調「FXは投資じゃなくてギャンブルだ!」というイメージに引きずられて、タイトルこそインパクトがあるものの、読み始めの印象は、僕にしては珍しく良いものではありませんでした。
しかしながら、読み進めていくと、確かに著者の山口さんの今の人生を形成してきたのは、FXという取引であり、経済的に自由になるという目標も、FXで達成しているわけです。
ならば、山口さんも間違いなく、成功者の一人ですよね。
成功者であれば、当然ながら、何かしらのノウハウや心構えを持っているはず。
それを読み解くのがブックナビゲーターだろう!ということで、今回は、この本を著者の山口さんと一緒に紹介していこうと思います。
今回は著者との対談となりますので、どうぞ本編をお聴きください。
◆著者プロフィール 山口孝志さん。1971年新潟県生まれ。 クロスリテイリング株式会社代表取締役社長。 老人福祉施設でソーシャルワーカーとして働いたのち、塾講師と観光カメラマンの仕事を始める。その後、独立して学習塾を経営。 この頃から、副業として株取引を始め、最初は順調だったものの、投資話に騙されたり、9.11のテロの株価暴落の影響を受けて、財産を失う。株よりローリスクということで、FXの取引を始める。 こちらも最初は順調だったが、はじめて3年目に一晩で2000万円の損害を出す。 以来、猛勉強してチャート分析に立脚した独自の投資手法を確立。
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