新刊ラジオ第1632回 「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」
舞台は北海道の旭川。
「三度の飯よりも骨が好き」な九条櫻子は、館脇正太郎を巻き込んで「骨」に秘められた死の謎を解き明かす。
骨が大好きな美人お嬢様と平凡な男子高校生が織り成すキャラ×ライトミステリがここに開幕!
読む新刊ラジオ 新刊ラジオの内容をテキストでダイジェストにしました
概要
こんにちは、ブックナビゲーターの矢島雅弘です。
さて、期待のライトミステリが来ました。
今回は、出てくるキャラクターが面白い!
では早速、内容を見てみましょう。
この物語に登場するメインのキャラクターは二人。
一人は、「九条櫻子(くじょうさくらこ)」という美人なお姉さん。
ですが、この人。ただの美人ではなく、大の骨好きという特殊でお嬢様育ちという属性を持っています。
キャラが濃い!
お嬢様育ちといっても、物腰がお淑やかということは全然なく、むしろサバサバとしていてます。
しかし、ただの骨好きということでもなく、骨を組み立てる標本士であり、死体を目の前にすれば、検死のようなことも出来るある意味すごい人です。
そしてそんな彼女と行動を共にするのは、「館脇正太郎(たてわきしょうたろう)」という少年です。
彼は櫻子と違いごく平凡な高校生で、骨好きの櫻子に巻き込まれる形で事件に関わっていきます。
それでは、そんな二人はどのようにして物語を展開していくのか。
内容の一部をドラマにしましたので、どうぞお聴きください。
◆著者プロフィール 太田さんは北海道札幌市出身。 小説投稿サイトE★エブリスタにて作品を発表し、高い筆力で人気となりました。 2012年、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」にて、E★エブリスタ電子書籍大賞ミステリー部門優秀賞受賞。
櫻子さんの足下には死体が埋まっている |