だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1630回 「走れ! T校バスケット部9」

読み出したら止まらない! とシリーズ100万部超!本になる前から原稿を回し読みされていたという大反響のシリーズ本。主人公は中学時代にバスケット部のエースだった田所陽一。バスケの強豪私立高校に特待生として入学したものの、バスケ部員たちにいじめにあい自主退学。都立T校に編入します。もう二度とバスケはやらないと誓った陽一だったが・・・。

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概要

こんにちは、ブックナビゲーターの矢島雅弘です。

今回紹介するこちらの本は、とにかく大人気。

本になる前から人気が出て、原稿の回し読みをした人がなんと200人というから驚きです。

そんな「走れ!T校バスケット部」、どんなストーリーかというと。

中学時代にバスケット部のキャプテンとして関東大会2位の実績を残した主人公の 田所陽一が、バスケの強豪 私立H高校に特待生として入学するところからはじまります。

全国3位というその私立校のバスケ部は、猛者ぞろいで、陽一も朝から夜遅くまで練習し、1軍に這い上がろうと必死の毎日でした。

しかし、部内で酷い いじめ に遭い、学校を自主退学することとなってしまいます。

もう二度とバスケットはやらない、と父親と約束をし、都立のT校に編入。

転入したT校には、個性的な同級生たちがいました。

失意の陽一を救ってくれたのは、その同級生たちでした。

彼らは弱小バスケ部の部員。自然と陽一をバスケ部に誘います。

最初はバスケット部に入ることに難色を示していた陽一ですが、部員の勧めでボールを触ったときに、「またバスケットがやりたい」という思いが膨れ上がり、父親に相談。

「今度は、楽しめよ」という言葉に背中を押され、弱小チームを最強チームへと導いていきます。

段々と確実に上達していくT校バスケット部。

ウインターカップでは勝ち上がり、決勝では、陽一が退学した私立の強豪校H校とあたります。

その試合結果は……。

この辺りは書籍を読んでいただくとして、今回は著者の松崎さんにインタビューをさせていただいたので、音声版の方もぜひお聴きください。

◆著者プロフィール 著者の松崎洋さんは、福岡県出身。 平成19年、「走れ!T校バスケット部」で、作家デビュー。 T校シリーズは累計100万部を突破! デビュー作がベストセラーとなり、一躍注目となっています。

走れ! T校バスケット部9

走れ! T校バスケット部9

走れ! T校バスケット部9

読み出したら止まらない! とシリーズ100万部超!本になる前から原稿を回し読みされていたという大反響のシリーズ本。主人公は中学時代にバスケット部のエースだった田所陽一。バスケの強豪私立高校に特待生として入学したものの、バスケ部員たちにいじめにあい自主退学。都立T校に編入します。もう二度とバスケはやらないと誓った陽一だったが・・・。