新刊ラジオ第1628回 「切り裂きジャックの告白」
次々と起こる連続猟奇殺人事件。被害者は身体を刃物で裂かれて内臓のほとんどを持ち去られていた。犯行声明で切り裂きジャックと名乗り、世間を騒がせる凶悪犯の目的とは!?平成の切り裂きジャックを刑事「犬養隼人」が追う!
読む新刊ラジオ 新刊ラジオの内容をテキストでダイジェストにしました
概要
こんにちは、ブックナビゲーターの矢島雅弘です。
今回紹介するのはミステリーです。
凶悪な猟奇殺人事件の犯人を、刑事「犬養隼人(いぬかいはやと)」が追っていきます。
犯人は殺害後に内臓をほとんど持ち去るという残忍な手口。加えて、犯行は警察署の目の前で行われました。
内臓をほとんど持っていかれているため、鑑識による調査もむなしく、ほとんど証拠がない状態で、捜査の糸口をつかめません。
さらにはそのことをあざ笑うがごとく、犯人からの衝撃的な犯行声明がテレビ局に届けられ、捜査はますます混乱することになるのです。
犯人は自らを切り裂きジャックと名乗り、犯行の連続性を示唆しました。
いったい、ジャックの目的とはなんなのか。
本編の一部をドラマにしましたので、どうぞお聴きください。
◆著者プロフィール 中山さんは1961年、岐阜県生まれ。 「さよならドビュッシー」で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞して、2010年にデビュー。映画化され、「岬洋介シリーズ」として「おやすみラフマニノフ」「いつまでもショパン」と続きました。 他著に「連続殺人鬼カエル男」「静おばあちゃんにおまかせ」「ヒートアップ」「スタート!」などがあります。
切り裂きジャックの告白 |