新刊ラジオ第1621回 「怪盗探偵山猫 虚像のウロボロス」
大金を盗み、ついでに闇に潜む悪を暴く謎の窃盗犯、あの「山猫」が帰ってきた。
「心霊探偵八雲」シリーズの神永学が描く、爽快なアクションミステリー、最新刊!
世間を騒がせる謎の自警団「ウロボロス」と、著名人の悪事を暴いていく謎のハッカー「魔王」。様々な思惑が交差する中で、山猫がとる行動は!?
読む新刊ラジオ 新刊ラジオの内容をテキストでダイジェストにしました
概要
こんにちは、ブックナビゲーターの矢島雅弘です。
今回紹介する本は、神永さんの新シリーズ「怪盗探偵山猫 虚像のウロボロス」になります。
この物語は、大金を盗みながら世間の悪事を暴いていくアクションミステリーで、はらはらしながらも、爽快な気分で読むことができました。
では、早速内容の方を見ていきましょう。
この物語の主人公はもちろん、神出鬼没の窃盗犯、山猫!と言いたいところなのですが、もう一人、主人公と呼べる人物がいます。
それが平凡な雑誌記者「勝村英男(かつむらひでお)」。
彼は、5ヶ月前に起きたとある事件に巻き込まれ、命の危機にさらされますが、山猫によって救われました。
その事件以来、勝村は山猫の行方を追っています。
そしてこの物語。山猫の存在だけでもかなり謎なのですが、そのほかにも仮面と黒装束を纏った謎の自警団や、著名人の悪事を暴く謎のハッカーというふうに、様々な人物の謎や思惑が錯綜します。
こういったところも含めて、本書はお楽しみいただけると思います。
それでは、今回もまた、物語の一部をドラマにしましたので、どうぞお聴き下さい。
◆著者プロフィール 神永学さんは、1974年山梨県生まれ。 2004年に「心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている」でデビュー。その後、「心霊探偵八雲」はシリーズ累計350万部を超える人気シリーズとなっています。
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