新刊ラジオ第1429回 「幸福への近道」
3.11東日本大震災を言い当てた話題の著者・松原照子さんの本が緊急出版! これからの日本において、「幸せに生きていくためのヒント」や、「いつでも幸福を感じることができる考え方」を伝えてくれます。今日より明日、明日よりも明後日を幸福に過ごすために読みたい一冊です。
読む新刊ラジオ 新刊ラジオの内容をテキストでダイジェストにしました
東日本大震災を予見した著者が「幸福」を語る
『幸福への近道』というブログが話題です。 松原照子さんという方が書かれているブログですが、知ってますか? 「3.11 東日本大震災を言い当てた」ということでインターネット上で話題となり、ブログへのアクセスが急上昇。一時はパンク状態にもなったんだとか。
今日紹介する『幸福への近道』は、松原照子さんが「これからの日本で幸せに生きていくためのヒント」を書いた一冊です。
●著者プロフィール 松原照子さんは、1946年10月15日兵庫県神戸市生まれ。(株)SYO代表。長年、会社経営に携わる傍ら、財界人へのアドバイスなども行ってきたそうです。現在は、東日本大震災からの復興を目的とした、NPOプロジェクトの立ち上げに向けて活動されています。
松原さんが、ご自身のブログ『幸福への近道』で、3.11東日本大震災を言い当てたそのときの記事がこちらです。
やはり太平洋側は動く気配がムンムンしています。 「陸前高田」と云う地名が声にならない会話を 自分にしています。 どこにあるのだろうと 探してみると 見付かった。 指で感じ取ろうとしたが 期待ほど感じなかったが 釜石辺りが赤く見えた。 東和と書かれている場所辺りが気になった。 今度揺れると広範囲に思える。 岩手・秋田・山形・宮城・福島・茨城 これだけ書けば当たるだろうと思える県名だが 書かずにはおれない思いになります。 <ブログ『幸福への近道』より>
ブログのトップには、 「私の書いた文章を当たる 当たらないで見ないで下さい。皆様が愛する人を守る一助になる事を願っております。」という一文が書かれています。 松原さんは預言者ではないので、「当たった」「当たらない」の評価は、松原さんにとっては無意味だし、興味のないことなんです。
今回の新刊ラジオでは、松原さんからの肉声メッセージをお送りします。
脅威から身を守って幸せに生きる
本書は10章で構成されています。
1章「謎めいた生い立ち」、2章「不思議な世界の人たち」 ここでは、松原照子さんの生い立ちについて書いてあります。 幼少期、松原さんは御付きの人たちに、まるでお姫様のように育てられてきました。 そして、変わっているのが、いつも回りには、“不思議な世界の人”と表現される人がいたそうなんです。松原さんは、彼らにいろいろなことを教えてもらっていたといいます。そして、 “不思議な世界の人たち”と対話をする中で、松原さんは不思議な力を身につけていったのだそうです。
3章「人生力」 ここでは、人生力チェックリストという100個の質問を通して、私たちが普段意識することのない自分を意識させてくれます。
4章「『感』を育てる方法」 感とは、第六感。虫の知らせのようなものです。松原さんは「感」を育てておくと、いざというときに、自分を信じて行動することができるといいます。松原さん自身も、地図を見ているうちに、3.11の地震を予見して、ブログを通して、危険を知らせましたよね。 そういった、第六感の育て方のヒントが4章に書いてあります。
5章「悩みの解決方法」、6章「子供、お金、病気について」 7章「恋について」、8章「仕事について」 この4章では、悩みを感じやすい場面に対峙したときにも、小さな幸せを感じて、幸福に生きていくためのヒントが書かれていました。
9章「地球の未来」、10章「死後の世界」 やや観念的になりますが、とても大きなお話をされています。 「地球にあなたは何をお返ししていますか?」という言葉にはっとさせられました。 松原さんは、花や、空や、ものとも会話をする、ということを本書に書かれていましたが、僕たちは地球がないと幸せになるどころか、生きていけないですよね。
松原さんは、地球家族を作ることが夢だと書いています。 地球家族とは、国境も、人種も、思想も、宗教も越えて、地球にすむすべての人々が、ほかの生物たちとともに平和に暮らせる地球です。
そういった世の中は、どうすればやってくるのでしょうか・・・。 松原さんは、“不思議な世界の人”の力を借りて、伝えていきたいと書いています。
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