新刊ラジオ第1384回 「和のごはんもん―京の老舗の家の味」
京都の地に380年前から続く老舗料亭「京料理 道楽」。十四代目当主が、伝統の味を一冊の本に綴りました。炊き込みご飯、どんぶり、雑炊、お粥、ごはんのとも・佃煮など……。「ほんとうの、おいしいごはん」を味わうことのできる本です。
読む新刊ラジオ 新刊ラジオの内容をテキストでダイジェストにしました
京都料理屋に伝わる、本当に美味しいご飯
皆さん、ごはん、好きですよね? そして、どうせなら、“美味しいごはん”食べたいですよね??
「和のごはんもん 京の老舗の家の味」(里文出版/刊)は、 京都の老舗料亭「京料理 道楽」の味を再現できる、 “ごはんもん”のレシピを収録した一冊です。
そうは言っても、ただのレシピ本ではありません。
お米の研ぎ方、ご飯の炊き方、だしのひき方といった、 “ごはんもん”の美味しさをより一層引き立てるための、 京都料亭の技術が公開されています。
技術の伝授は、工程ごとの写真付きで、とても丁寧に解説されています。
● 著者プロフィール 飯田知史(いいだ・さとし)さんは、1959年、京都市東山区にある「京料理 道楽」に生まれ、東京・築地の料亭での丁稚奉公を経て、現在、「京料理 道楽」の十四代目当主。 「京料理 道楽」の歴史は、江戸時代まで遡り、寛永年間で石田三成の軍司として知られる、島左近の邸宅後に茶店を開いたのが、始まりと言われています。 飯田さんは、日本古来の料理研究に取り組みながらも、独自の料理を次々考案されています。 (そのメニューの一部も、本書に掲載されています)。
さて、今回の新刊ラジオでは、
◆これぞ京料理老舗の味! 黄金色のあんが、とろ〜りと湯葉にかかった「湯葉丼」
◆今が旬! 春タケノコを使った 季節のご飯「筍ごはん」
これらのレシピをご紹介しています。 ぜひ、今日の新刊ラジオを聴いてみてください。
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和のごはんもん―京の老舗の家の味
ご飯大好き! |