新刊ラジオ第1311回 「出版で夢をつかむ方法」
今、出版界はアナタの書籍を求めている!?大企業の経営者や、権威のある学者が書くものだと思われていたビジネス書も、近年は若手ビジネスパーソンや若手ブロガーが著者に名を連ねるようになってきました。「本を書くのは、もっと成功してから…」と思っている人、「自分は書くほどの事は無い」と思っている人は是非本書を一度読んでみて下さい。本を出版する事によって、アナタの成長につながるかもしれませんよ!?
読む新刊ラジオ 新刊ラジオの内容をテキストでダイジェストにしました
まだ成功してなくても、本を出版できる(1)
● 著者に付いて 経営コンサルタント、広告会社代表、投資会社代表、人材ビジネス会社顧問。大学卒業後、三井物産、NTT等で営業マンとして活躍。現在、経営者やビジネスマン、OLを対象に、営業、マーケティングノウハウ及び潜在意識の活用方法を伝授する会員制コンサルティング会社「スーパービジネスマン養成講座」主催。全国に自由で豊かで幸せな人を多数輩出することを目的としています。
● この本のテーマ 本を書いて成功しよう!
今がダメでも、本を書くことによってあなたは成長するし、成功するよというメッセージが書かれています。 吉江さんの言葉で言うと「ブックブランドマーケティング」のノウハウが書かれています。
そうはいっても、 ・そもそも成功した人が本を書くものだ ・自分に書けることなんてないし… ・無名の自分が本を出しても売れないだろうし、出版社にも相手にされないよ ・・・なんて思う方が多いと思います。
確かにひと昔前は、本は成功者が書くものでした。 しかし、最近の出版を見るに一概にそうとはいえなくなってきました。
その理由は、次のページで。
まだ成功してなくても、本を出版できる(2)
●「本は成功した人が書くもの」は本当か?
実は、今、新刊を出している著者さんは、まだ成功していない人も多いのです。むしろ、本を出した事によって、世間に注目された方も多くいます。マチュピチュ。
この点は吉江さんも指摘しています。 吉江さんの言葉では、『本を出した人はすごい!という思い込みが世間には浸透している』とのことです。まだ成功していない人が本を出すことによって、ある種のネームバリューを得て、それを使って著名人の集まるセミナーやパーティに出席し、人脈を広げたり、ビジネスチャンスに出会ったり・・・。そして、そこから本当の(その人が望む)成功を手にする、ということもあるのだそうです。
吉江さん自身も、本を出したことによって営業で有利になった経験があるそうですよ。
●「自分に書くことなんかない」は本当か?
異業種交流会に行ったことがありますか? 他業種の人の話って、すごく勉強になりませんか? 自分の業界ではなんてことない退屈な話でも、立場や業界が違うだけで他人にとってはすごく勉強になるものに映ったりするものです。 他業界の友達と各々の仕事についてつっこんだ話をしてみると、意外な自分の武器に気づくかもしれません。
●「無名の自分が本を出しても売れないし、出版社にも相手にされないよ」は本当か? 吉江さんは、「今は仕事やプライベートで悩みや弱みを持ったフツーの人がウケル」といいます。つまり、読者の側が「より身近な著者」の言葉を求めているのです。どんな著者でも最初は無名です。思っているほど、気にすることではないのかもしれません。
以上のことからわかるように、どんな人でもその気になれば本を出版できる可能性はあるし、実は条件も揃っているのです。 著者の吉江さんも、だめだめな時期にはこんな悲惨な状態でした(本文より)。 ・子供の頃から勉強もスポーツも苦手、 ・神奈川で一番偏差値の低い大学をビリで卒業 ・人材派遣会社の営業職に就き、顧客や上司に文句を言われ放題 ・自分の時間が持てず、仕事でたまった鬱憤を酒・タバコ・ギャンブルに使う ・消費者金融からの借金が1000万円 ・精神的なストレスからうつ病を患ったことも
そんな吉江さんも今では、経営コンサルタントとして全国500社以上のクライアントを持ち、3社の企業のオーナーをされています。そのきっかけには、本の出版があったことは言うまでもありません。
まだ成功してなくても、本を出版できる(3)
● 章構成 第1章は本田健さんと吉江さんの対談になっています。『ユダヤ人大富豪の教え』で有名な本田鍵さんが、初めて本を書いた時の思いや、今現在、本を書く時のコツ、売る時のコツをたくさん喋ってくれています。
第2章は、最近の出版事情からみた『無名の新人がビジネス書を書くメリット』。 第3章は『本を出すとあなたの人生がどう変わるか』。 第4章で、実際に出版社に売り込むための企画書の書き方。 第5章で、出版社へのアプローチの仕方。 第6章で、有名なビジネス著者の出版デビューのエピソード。 第7章で、吉江さんからのブック・ブランド・マーケティングにおける諸注意。
モチベーションアップから、具体的な実践方法、先人達のノウハウまで。これ一冊で「本を書こう!」という人をサポートしてくれる内容になっています。 「本を出してみようかな?」と少しでもそう思っている方は、是非読んでみて下さい。
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