新刊ラジオ第1292回 「夢を見つける! 「なりたい」あなたに生まれ変わる! 6つのビタミンH」
成長が積み上がらない、何をやっていいのかわからない。もういっそのことリセットしたい…。そんな“リセット願望”のある方は、6つの「ビタミンH」から、再スタートのヒントを得てみてはいかがでしょうか?本書は、自分自身の見直しから始め、目標設定、達成方法、そして成長の継続までのヒントを伝えてくれる一冊です。
読む新刊ラジオ 新刊ラジオの内容をテキストでダイジェストにしました
脱皮力養成講座
● 著者について 中野博さんは、株式会社エコライフ研究所代表。国際環境ジャーナリスト、環境ビジネスコンサルタントとして活躍し、「地球に存在するすべての生命と共存できるエコライフの実現」に向けて、幅広く活動している方です。その一方で、「なりたい自分に変身する」研究家としても活動していて、「夢を実現し続け、ハッピーな人生を送り続けるための秘策」を多くの人にアドバイスしています。
● この本のテーマ 脱皮力養成講座 世の中は完全に平等ではありません。しかし、成功や幸せは、努力や行動で手に入れることが出来るものです。でも、やみくもに行動しても、時間ばかりがかかってしまいます。 6つの「ビタミンH」とは、べつにエッチな薬ではなくて、効果的な努力で夢を実現するための「叡智(エイチ)」です。今、うまくいってない人は、一旦気持ちをリセットしてから、この本に書いてある方法で努力を重ねれば、一皮むけてなりたい自分になれるかもしれません。 今の“イマイチな自分”から脱皮するために、6つの「ビタミンH」を試してみてはいかがでしょうか。
■ History(歴史) 1つ目のビタミンHは、「自分のこれまでの歩みや、してきたことをすべて洗い出し、紙に書き出す」ことです。なぜなら、「自分」の人生の成功は、「自分の歴史」の中にヒントが隠されているからです。
■ Hunt(必死で探す) 人生を楽しく生きるためには、自分のしたいことを“必死で探す”ことが必要です。なぜなら、これをすることで、目指すべき人生の成功に向かって一直線に進むことができるからです。人生は時間が限られてるものです。とりあえず目の前の餌を食うために狩りをしていたら、本当に狩りたい主(目標)を狩る前に、年老いてしまうかもしれません。
■ Hope(願う) 自分がなりたい自分に変身するためには、「ワクワクと願う」ことが大切です。自分の夢に自信を持って、「必ず実現する」と期待しながら努力を続けることで、パフォーマンスを高めることができるからです。 世の中の経営者や成功者の多くは、自分なりのメンタルコントロール術を持っています。土壇場の極地戦では、腹の座ってる人間が勝つことが多いからです。軽視しないで、試してみて下さい。
残りの3つは、How(どのように):どうやって努力するか。Help(助ける):自分を成功したら他人の力になる。 Hospitality(思いやり):他を思いやり自分も幸せになる。 と続きます。
自分をより深く知る方法
それでは、1錠目の「ビタミンH」、History(歴史)の内容をご紹介しましょう。 HistoryのビタミンHは、これまで自分がしてきたことの洗い出しを行います。ここでは、10個の質問に答えることで、自分への理解を深めていきます。
1.見せ掛けの“表面的な自分”を愛そう! 自分という人間は、“キャラクター”で他人から評価されている場合が多いのです。たとえば、職場の仲間内では「マジメで大人しい」というキャラクターとして認識されている人も、実際は面白いことが好きなひょうきんな性格かもしれません。 しかし、自分の性格と、他から認識されている性格のギャップに苦しむ必要はありません。まずは、この質問に答えてみてください。
Q1.あなたは人からどんな風に見られたいですか? Q2.あなたについてみんなが知っていることで、いちばん大切なことはなんですか?
2.ネガティブなセルフ・イメージ 他人に悪口を言われたとしても、その悪口が、自分とはまったく結びつかない悪口だったら、あんまり傷つかないのではないでしょうか。もし悪口を言われて動揺したのであれば、それはたいていどこかに身に覚えがあるからなのではないでしょうか? 「自分が他人にどう思われたくないのか?」をはっきりさせることは、より自分自身を知る助けになります。そこで、こんな質問に答えて見て下さい。
Q3.あなたが死ぬまで秘密にすることは何ですか? Q4.あなたのいちばん気に入らない人は誰ですか? それはなぜですか?
3.真の自分 ありのままの姿を知ろう! 勇気を持って。 これは、あなたがほんとうの自分の特徴に気づいているか、もしくはネガティブなセルフ・イメージの罠にはまっていないかを知るための質問です。
Q5.誰も見ていないときのあなたはどんな人ですか? Q6.もし恐れるものが何もない暮らしを送っていたら、あなたはどんな人になりますか?
ありのままの自分と見つめ合うことはできましたか?
いよいよここから、自分の歴史を書き出す段階に入りますが、続きは本を読んでみてください。誰にも見せないのですから、あまり考えすぎずに、思い浮かんだものをそのまま答えて見て下さい。必ずしも具体的である必要もありません。
こういう質問に答えているうちに、目的が具体的になっていって、それはそのまま行動するためのエネルギーになるはずです。