だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1283回 「仕事が変わる「ひとこと片づけ術」」

どうして片付けられないのか?どうして、片付けてもすぐ散らかってしまうのか?それは、あなたが“本当の片付け方”を知らないからだったのです。本書は、片付けのプロフェッショナルである“かたづけ士”が、1回3秒で効果を発揮する、片付けアドバイスを指南する一冊です。快適な環境を手に入れたい方は、ぜひお手元に!

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片づけ時に誰もがつまずつ3つのポイント

● 著者について 小松易さんは、職業・かたづけ士。「スッキリ・ラボ」の代表として、片付けるのが苦手な人や、片付けられない人に向けてカウンセリングを行う一方、個人・企業向けに「かたづけコンサルティング」や、セミナー活動を行っています。今までに延べ2,500人以上の人たちに片付けさせ、多く作業環境を改善してきました。 「ガイアの夜明け」(テレ東)、「ドキュメント20min」(NHK)など、テレビ出演多数。

☆ どうして片付けられないのか? 片づけるのが苦手な人は、小松さんが指摘する「誰もがつまずく3つのポイント」の克服からはじめてみてはいかがでしょうか。そのポイントとは、次の3つです。

1.捨てる物を選ぶのが大変 モノを捨てて減らさないと!とわかっていても、「まだ使えるから」「あとで使うかもしれないし…」「結構高かったし…」と、色んな言い訳をして、捨てられない。

2.面倒なことを先送りしてしまう 片付けがあまりにも大変そうで、なかなかはじめる気になれない。まとまった時間がとれないから「この案件が一段落したら!」と先送りにしてしまう。

3.集中力を維持できない 途中でイヤになって最後まで片付け通すことができない。もしくは、いったん綺麗になっても、維持できない。

これらの“つまづきポイント”を克服をするために、小松さんは「片づけにつまずきそうになったとき、ひとことつぶやくことで克服できます」とアドバイスしています。実際に、小松さんのコンサルティングスタイルも、クライアントが片付けのなかで迷っていたり、つまづきそうになっているときの「声かけ」が重要になります。

本書には、小松さんが実際にクライアントに「声かけ」している、様々なフレーズが掲載されています。

片づけが上手くいくフレーズ

片づけにつまずきそうになったとき、こんな言葉をつぶやいてみると効果的なんだそうです。

「活かしてる?」 スペースには限りがあります。「まだ使えるから、高かったから、いつか使うかもしれないから…」そんな理由でとってあるものは、スペースを占領している負の遺産です。それらを捨てれば、もっと価値のあるモノをおけるかもしれないのに。

「賞味期限過ぎてない?」 食べ物だけでなく、情報にも賞味期限はあるのです。資料としてとってある新聞の切抜きや、あたためてある企画のネタ。読もうと思って積ん読してある本など、冷静になって自分にささやいてみてください。この企画、賞味期限過ぎてない?

「とりあえず!!!」 なかなかスタートが切れない人は、こう叫んでみてはいかがでしょう? いちばん大変なのは、0から、1へあがるときです。100%満足する片付け構想を立てても、行動しなきゃ絵に描いた餅です。まずは手足を動かすこと。0を1にすると、少しずつ進んでいくものです。

「帰っていないつもりで15分」 家に帰っても、帰ってないつもりで、すぐ方付けをしてしまおうという提案です。ドアを開けた勢いで、そのまま掃除に入ることで部屋が片付いていきます。

このように本書には、片づけが上手くいくひとことフレーズがたくさん掲載されています。 三章に分かれています。 第一章 スッキリ!捨てるためのひとこと 第二章 先送りしない・すぐにスタートするためのひとこと 第三章 集中して片付ける・キレイをキープするためのひとこと

ひとこと、たった3秒です。 やってみると、意外とよかったですよ。さっそく試してみてください。

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仕事が変わる「ひとこと片づけ術」

仕事が変わる「ひとこと片づけ術」

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どうして片付けられないのか?どうして、片付けてもすぐ散らかってしまうのか?それは、あなたが“本当の片付け方”を知らないからだったのです。本書は、片付けのプロフェッショナルである“かたづけ士”が、1回3秒で効果を発揮する、片付けアドバイスを指南する一冊です。快適な環境を手に入れたい方は、ぜひお手元に!