新刊ラジオ第1264回 「新・魔獣狩り12 完結編・倭王の城 上 (サイコダイバー・シリーズ24)」
着想から33年。夢枕獏の自信作にして代表作「サイコ・ダイバー」シリーズ最終巻!空海の即身仏盗難に始まった、長きに亘る物語の最終章。「蓬莱山の黄金、鬼道の力、そして空海の秘法“四殺”を手中にした者が覇者となる」。数々の謎が明らかになり、闘いは決着する。超伝奇大河小説が遂に完結!
読む新刊ラジオ 新刊ラジオの内容をテキストでダイジェストにしました
夢枕獏の長編をラジオドラマで!!
● 著者について 夢枕獏さんは、伝奇・格闘・エロスなどを取り入れた作風で多くのファンを魅了し続けている作家さんです。
今回の本は、「サイコ・ダイバー」シリーズの中の一作です。夢枕さん自身が、「この物語は面白い」と熱く語る代表作にして自信作。得意分野である伝奇・格闘の要素がふんだんに盛り込まれています。着想から実に33年かけて、今回、遂に完結を迎えました。
● あらすじ
暴力団「神明会」、「高野山」所縁の人間たちや、古代に始まる腐鬼の一族が入り乱れ「黄金」「鬼道の力」「空海の秘法」を狙う争奪戦を繰り広げている。
超A級のサイコダイバー九門鳳介(くもん ほうすけ) 密教術の達人にして絶世の美貌を持つ天才僧侶、美空(びくう) ナルシストで超女好きな、超A級サイコダイバー、毒島獣太(ぶすじま じゅうた) 身長2mの巨漢にして中国拳法の使い手、文成仙吉(ふみなり せんきち)
4人は、様々な形と思惑で、その渦中に身を投じている。
「サイコ・ダイバー」とは、人の精神に潜ることができ、記憶情報を得たり、精神操作も可能な技術を持った人間のこと。「黄金」「鬼道の力」「空海の秘法」の謎は、卑弥呼の墓と大きく関わりを持っていて、鳳介・毒島・美空、そして毒島に付きまとう老女の陰陽師・ひるこの4人は、様々な謎を解き明かし、卑弥呼の墓があると目された?ある場所?へ向かう。そして4人は、その墓で凄まじい量の黄金を発見する。
今日の新刊ラジオでは、そこからクライマックスに向かうシーンをラジオドラマでお届けします。
新・魔獣狩り12 完結編・倭王の城 上 (サイコダイバー・シリーズ24)
読みすすめるというより、一気に読まされました。 |