だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1244回 「脳にいい5つの習慣」

脳の覚醒下手術ではトップクラスの実績を誇る臨床医が効果を実感する「薬よりも効いて、自分で行うことができる」脳にいい5つの習慣。比較的容易でありながら、しかも安価で習慣化しやすい脳を活性化する方法とは?。最先端の脳外科医が説く脳の機能低下や、より高度な脳を作るため方法がわかる一冊です。

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脳活性化させる、シンプルな方法

● 著者について 篠浦 伸禎(しのうら・のぶさだ)さんは、東京大学医学部卒業後、数々の病院で脳神経外科医として勤務し、2000年より都立駒込病院脳神経外科医長。2009年より、同病院の脳神経外科部長を務めています。患者の意識がある状態で行う手術――脳の覚醒下手術ではトップクラスの実績を誇る方です。

● この本のテーマは?! 脳機能を活性化させる、簡単で習慣化しやすい方法を伝授

全6章構成で、第1章が脳の説明。2章から6章がその5つの方法を紹介しています。 いずれも、脳の病気の治療や予防に役立ち、長い歴史で淘汰され生き残ったもので、現代の脳科学でも効果が証明されつつあるものです。 多くの人たちが効果を実感していて、篠浦さん自身も体験して効果を実感しており、超人的な努力や高価なものは必要でないといった特徴があります。

脳機能を活性化させる5つの方法とは・・

ニンニク油の摂取 瞑想 運動 コーヒー(とハーブティー) 人間学

この5つです。

効能に関して、脳科学的な裏づけがあるかどうかをできるだけ詳細に調べ、最新の脳科学での報告をまとめるとともに、篠浦さんなりに作用のメカニズムを検証・推察しています。

今日の新刊ラジオでは、実際に「ニンニクオイル」を作って飲んでみました。

その模様は・・・新刊ラジオでお聴き下さい。(再生する)

ニンニクオイルのレシピは、次のページで。

ニンニクオイルのレシピ

◆材料:オリーブオイル/150cc  ニンニク/3片

◆作り方 1.ニンニクをできるだけ細かく刻みます。 2.耐熱容器にオリーブオイルを入れ、湯煎で温めます。   ※アホエンは100℃で壊れてしまうので直火は厳禁です。 3.オイルが温まったら、ニンニクを入れて火を止めます。 4.そのまま余熱が取れるまで冷まして、網などでオイルを漉して出来上がり。

※常温で一ヶ月は保存可。 ※一日に大さじ1〜2杯を目安に摂ります。 ※直接飲むか、料理などにかけてもOKです。

★ ニンニクオイル

・ニンニクは古来から薬として栽培され、疲労回復などの効果。 ・そのなかでより強力な作用があるのが「アホエン」という成分。  (「アホ」はスペイン語でニンニクを意味する) ・「アリシン」という成分が低温の油脂の中で変化した成分で、生のニンニクにはほとんど含まれず、100℃以上の高温で壊れてしまう。

この「アホエンオイル」を摂取することで、脳の血管が狭窄(狭くなってしまうこと)が改善される例が多かった。脳梗塞や動脈硬化が完全になくなったりはしないものの、ストレスなどで一時的に狭窄を起している血管には有用であると篠浦さんは言っています。

★どういう作用か? 毛細血管の血流がよくなる作用がある。これを微小循環と言いますが、これによって脳の細胞が活動するためエネルギーが得やすくなる。 脳は、よく使っている部位・活性化している部位ほど血流がよくなる。逆に言えば血流が悪ければ、機能は落ちてしまう。 他にも、脳梗塞の大きな原因のひとつ、動脈硬化には活性酸素が細胞を破壊してしまうという要因があるんですが、ニンニクには、その活性酸素の働きを抑制する効果があるんだそうです。

続きは新刊ラジオでお聴き下さい。(再生する)
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脳にいい5つの習慣

頭の回転も早くなるのかしら。

脳にいい5つの習慣

脳にいい5つの習慣

脳の覚醒下手術ではトップクラスの実績を誇る臨床医が効果を実感する「薬よりも効いて、自分で行うことができる」脳にいい5つの習慣。比較的容易でありながら、しかも安価で習慣化しやすい脳を活性化する方法とは?。最先端の脳外科医が説く脳の機能低下や、より高度な脳を作るため方法がわかる一冊です。