だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1243回 「かもの法則 ―脳を変える究極の理論」

「起業したいけど、不況で失敗するかもしれない」「あの子に告白したいけど、フラれるかもしれない」……そんな「悪い予感が邪魔して行動できない!」って事ありませんか?そんなマイナス思考の「かも」を、前向きな「かも」に置き換える、その名も「かもの法則」をご紹介!人生を明るく変えるノウハウの詰まった一冊です。

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「脳の前向きな思考をする力」の鍛え方

● 著者について 西田文郎(にしだ・ふみお)さんは、スーパーブレイントレーニングシステムの開発や、ビジネスマンの能力開発指導、アスリートのメンタルトレーニング指導など、日本におけるイメージトレーニングの研究・指導のパイオニアとして活躍されてきた方です。

● この本のテーマは?! 「脳の前向きな思考をする力」を開花させるノウハウ

イメージトレーニングの分野を開拓してきた西田さんならではの、「脳の前向きな思考をする力」を開花させるノウハウを、6つの章に分けて教えてくれる本です。 「エチカの鏡」という番組でも紹介され大反響を呼び、帯には「恋愛に自信がない人にオススメ」とまで書いてあります。

この本で取り上げる「カモ」とは「○○かもしれない」という「予感」のかもです。 この「かも」の使い方次第で、人生は良くなるカモしれないし悪くもなるカモしれない……。西田さんは、「人の心には、二羽のかもが棲んでいる」といいます。

一羽は、マイナス思考を駆り立てる「否定的なカモ」。 「夢をかなえたい。でも叶わないカモ」「もっと儲けたい。でも不況で会社がつぶれるカモ」「彼女と付き合いたい。でも嫌われるカモ」といったネガティブシンキングさせるカモのことです。 残念なことに、人間の脳は「○○したい」より「○○かも」の方を実現しようとする仕組みになってるそうです。つまり大概の失敗というのは、実行する前に予想してしまう「うまくいかないカモ」によって起きるということです。

もう一羽は、ツキや明るい未来を運んでくる「肯定的なカモ」です。 「次は成功するカモ」「自分にもできるカモ」「彼女とは仲良くなれるカモ」のような前向きに行動に繋げられるカモのことです。

「人生とは、<カモとの付き合い方>と<「否定的なカモを、いかに肯定的なカモに置き換えるか>ということだけでガラリと変わる」……というのが西田さんの理論です。

ちなみに・・・ギャンブルのようなアタリハズレがあるものも、「今日は大当たりするカモ!」という期待と肯定が挑戦したくなる原動力になっているそうです。

(応用編)落ち込んだ人を元気にさせるには?

「かもの法則」は簡単なので大概の人に効果があるようです。応用次第では、冒頭の「ネガティブな人をどう励ますか?」なんていうことにも使えます。

たとえば、励ますときに使うセリフ一つとってみても、言い回しによっては感じ方がかわります。

1.「大丈夫だよ。きみなら必ずできるよ!」

2.「大丈夫。きみにもできるかもしれないよ?」

2の方が、できるような気持ちになりませんか? 一見「ハッキリしない」感じですが、この曖昧さが、余計な力を抜いて余裕を持つポイントなんだそうです。むやみに「頑張れ」や「やる気を出せ」と言われるよりも、気持ちが晴れやかになる気がします。

続きは新刊ラジオでお聴き下さい。(再生する)
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「マイナス思考をプラス思考に変えるにはどうしたらいいか?」などの疑問に答えています!

かもの法則 ―脳を変える究極の理論

エチカの鏡で大反響!!

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