新刊ラジオ第1179回 「「どこでもオフィス」仕事術―効率・集中・アイデアを生む「ノマドワーキング」実践法」
会社や家で仕事をするよりも、ふらっと立ち寄った喫茶店やファミリーレストランでの作業の方がはかどったという経験はありませんか?あらゆる場所をオフィスに変えて効率・集中・アイデアを劇的にアップさせてみませんか?
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仕事の9割を外でする生活
著者の中谷健一さんは、リクルート社で情報誌の創刊や、WEB企画の立案を経験し、i-mode初の女性向けファッション情報サイト「エフモード」の立ち上げなど経て、2005年に独立。現在は、モバイルを活用した顧客戦略、メディアプロデュースのプラン、コンサルティングなどを行っている方です。
そんな中谷さんも仕事の9割は外でしているそうです。青山にオフィスはあるそうですが、実際の作業は、クライアント先や喫茶店、移動中にするそうです。
本書では、外出先を「どこでもオフィス」にして、仕事の内容に合わせて働く場所を自由に選びながら、より効率的・効果的に働く術を紹介します。
働く場所を自由に選択する移動型の働き方を「ノマドワーキング」というそうです。 「ノマド」とは、遊牧民の意味です。
フリーランスの方だけではなく、会社勤めの方にもできるノマド方法が、本書には書いてあります。
今日の新刊ラジオでは、「矢島さんがノマドワーキングを体験?」ラジオドラマを配信しています。
次のページでは、ノマドワーキング実践3つのコツを紹介します。
ノマドワーキング実践3つのコツ
ノマドワーキングを実践するためにはストレスなく仕事をこなすことが大前提だそうです。
?「基本ツール」を揃える 仕事ができる道具をそろえることです。
?「オフィス環境」を整える 仕事がストレスなくできる場所を選ぶことです。 具体的には、無線LANや、ブロードバンドなどの通信環境の確保、電源、騒音、たばこの分煙、テーブルやイスの快適具合を整えること。
また、意外に重要なのが、作業の種類による場所選びです。 アイデア出しなど、イメージや直感を大切にする右脳系作業の時と、見積りの作成やなど、論理的で綿密な作業が必要な左脳系作業では場所選びも変わってきますね。
?「デジタル管理」を行う 「デジタル管理」とは、外で作業する上でのデータの扱いのこと。 必要なデータを会社のオフィスと同じように閲覧できたり、修正したり、取り出したりするには、データの保存方法を工夫する必要があるわけです。
具体的なツールの使い方、クラウド環境を使った効果的な仕事術、PCの持ち出しが厳しい会社勤めの人のためのノマド方法、ネットワークを活用した仕事術、どの場所でどんな仕事をするとはかどるのか、どんな心構えがノマドワーカーに必要なのかといったことまでを教えてくれます。
ノマドワークを目指す初心者から、すでにノマド実行中という上級者にも目からウロコのヒントがたっぷり詰まった一冊です。
「どこでもオフィス」仕事術―効率・集中・アイデアを生む「ノマドワーキング」実践法
六本木のカフェで優雅に働いてみたい。 |