だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1166回 「結果を出して定時に帰る時短仕事術」

「仕事効率化の達人」である永田豊志氏が「ワークライフバランス」を実現するための「時短仕事術」を紹介しています。時間を管理するためのタスク管理。知的生産性を上げるツールや思考法。ITツールの活用法など、単なる時間短縮にとどまらない結果を出すための様々な仕事術が紹介されています!

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きっちり結果を出して、早く帰れるためのノウハウ

今日の新刊ラジオは、「いかに結果を出して、早く帰るか」をテーマにお送りしました。

皆さんの周りにも、いつも早く帰ってるのに、きっちり結果を出している人っていませんか? そういう人は、私生活も充実していて、余裕があるように見えるので、異性からも同性からもモテますよね。

彼らのような、余裕のあるデキる人は何が違うのか?? 今日の本はそんなことが分かる本でした。

この本のテーマは、 「時間管理術・知的生産術のノウハウ」です。

1.とにかく早く帰りたい(でも、評価はされたい)方。 2.仕事がたくさんあって時間が足りない方。 3.短時間で仕事に結果を出して、新しい仕事に手を出したい方。  →時間単位の価値を上げたい。

こんな方々は、読むといいことがあるかもしれません。

著者の永田豊志(ながた・とよし)さんは、知的生産研究科、新規事業プロデューサー、株式会社ショーケース・ティービー取締役COO。リクルート出身で、マンガ・アニメ関連のコンテンツビジネス、デザイン・コンピュータグラフィックス関連の専門誌事業、キャラクター版権管理ビジネスなど、新規ビジネスをたくさん展開してきた方です。

次のページでは、「効果的なToDoリストの作り方」と、身近な道具を使った「仕事の高速化」の2つを紹介します。

あなたのToDoリストはここが間違っている

ToDoリスト、すなわち、やることを箇条書きにしたリストですが、以下のToDoリストはどこが問題かわかりますか?(正解はひとつではありません)

■■■■■■■■■■■■■■■■ ○月×日 ToDoリスト 1.A社に折り返し電話連絡 2.B社への提案書作成 3.Cくんへの業務引継ぎ 4.業務改善プロジェクト 5.ビジネス英語の勉強 6.ブログの更新 7.映画の前売りチケットを買う 8.Dさんの送別会 9.来年の家族旅行の計画 10.体力アップの運動 ■■■■■■■■■■■■■■■■

答えはこのようなものです。 問題点1.「目的の異なるものが混在している」 「仕事」・「自己投資」・「プライベート」が混ざっていてわかりにくい。

問題点2.「一日限りと定期的なものが混在している」 「英語の勉強」「ブログ更新」「体力アップの運動」は、今日一日だけのことではありません。これもリストが混乱する元となるのでNG。

問題点3.「タスクの大きさがバラバラ」 「A社折り返し電話」は数分で済むタスクですが、「業務改善プロジェクト」は何日もかかる案件です。これもリスト混在の原因になります。

問題点4.「具体的でない」 「英語の勉強」「体力アップの運動」「家族旅行の計画」は、書いてあるのはいいとしても何をやるのか不明瞭です。具体的に、「英語テキスト教材1章を暗記」「夜のジョギング、3Km走る」「旅行代理店に行って旅行先を決定する」などと書くべきですね。

問題点5.「締め切り・所要時間が不明瞭」 デッドラインを決めないと、結局できないまま、次の日に回すものがどんどん増えて、結果、無意味なリストになってしまいます。

ポイントは、具体化・細分化・数値化することです。

次のページでは、身近な道具を使った「仕事の高速化」について書きます。

身近な道具を使った「仕事の高速化」

仕事の高速化を図るには、まずは自分の時間当たりの作業量を把握しなければなりません。

・ メールの返信って何秒、何分でできるか自覚してますか? ・ 5分で終わると思っていた仕事に30分もかかってしまったという経験はありませんか? ・ 自分がどんなことにどのくらいの時間を費やしているかを把握していますか?

今日の新刊ラジオ本編では、"身近なある道具"を使って仕事を高速化する方法を紹介しています。

ぜひ今日の新刊ラジオをチェックしてみて下さい!

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結果を出して定時に帰る時短仕事術

結果を出して定時に帰る時短仕事術

「仕事効率化の達人」である永田豊志氏が「ワークライフバランス」を実現するための「時短仕事術」を紹介しています。時間を管理するためのタスク管理。知的生産性を上げるツールや思考法。ITツールの活用法など、単なる時間短縮にとどまらない結果を出すための様々な仕事術が紹介されています!