だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1149回 「やる気の大学―「わかってるけどできない」から卒業する方法」

「わかっているのだけれどやる気がでない…」こんなあなたに「やる気の大学」が卒業までみっちりサポート講義致します。「勉強しなきゃだけど、ついテレビを見てしまった。」「ダイエット中なのに、ケーキの誘惑に負けた。」「締め切りが先だと、なかなか手につかない。」やる気を自分でコントロールして心も体も充実した日々を送りましょう。

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やる気スイッチをONにする方法

やる気をコントロールするうえでもっとも重要な概念があります。

それは「やる気エンジン」。

人間には、「やる気」を出すための「やる気エンジン」がついています。 エンジンなのでガソリンが必要です。 やる気自動車には3種類のガソリンがあります。

「ヒトガソリン」 ほめられたり、期待されたり、人が頑張ってるのに刺激されたりといった、人からもたらされる燃料。

「モノガソリン」 お風呂に入って気分転換したり、ツールを使ってやる気をだしたりといった、モノや環境からもたらされる燃料。

「ココロガソリン」 自分の中にもともと貯められている燃料。ヒトガソリンやモノガソリンに反応して、より強くエンジンを動かす「触媒」のようなもの。

この3種類のガソリンをフル稼働させて「やる気エンジン」を動かしていくのだそうです。

次のページでは、やる気スイッチをONにする具体策を紹介します。

やる気スイッチをONにする具体策

「ミラーニューロンを活用する」 人間の脳の中には、相手の活動を「鏡」のようにマネる細胞あるそうです。 つまり、どんな形であれ、元気な人を見れば、元気が出るということです。

直接会わなくても、この現象は起こるそうです。 たとえば、「You Tube」やDVDで元気な人の映像を見るとかでもOK!

ちなみに、ちばともさんは元気を出したい時にはお笑いを見るそうです。 ちなみにちばともさんのオススメ芸人は「サンドウィッチマン」「タカアンドトシ」「笑い飯」だそうです。これは人から元気をもらうので「ヒトガソリン」になります。

「30秒やる気エンジン」オフィス編 オフィスでやる気を出すのに便利な「簡単やる気術」を一気に紹介しましょう。

・ 思いっきり伸びをする ・ 豪快に顔を洗う ・ ケータイで好きな人の写真を見る ・ トイレの中でケータイゲームをする ・ フリスク5粒を一度に食べる ・ 隣の人とムダ話をしてみる ・ 1分間、目をつぶって瞑想する

くだらないけど、ちょっぴり楽しい「30秒やる気エンジン」はいかがですか?

大切なのは気分転換である事を自覚して、普段やらない事を意識的にやってみることだそうです。これはモノや環境からもらえる元気なので「モノガソリン」となります。

「やる気の分散投資 卵を1つのカゴに盛るな」 投資の格言で、「すべての卵を1つのカゴに盛るな」という言葉があります。 これは「複数の運用方法を柱に持ち、リスクを分散する」という意味です。

不動産、為替、株式と3つの資産に分散することにより、リスクを分散するということです。これは「やる気のコントロール」においても同じです。仕事一筋では、仕事の調子がいいときには問題ありませんが、いざ大きな失敗をしたり、スランプに陥ったりするとへこみます。

逆に仕事で調子が悪くても趣味のゴルフで良いスコアがでたりすると気分は上がってきます。複数の柱をもち仕事でたとえ落ち込んだりしても「オレにはサッカーがある!」とか「週末コミケに行く楽しみだ!」とか別のものを引き合いに出し気持ちを上向かせれば良いのです。これは自分で心の状態をコントロールさせる「ココロガソリン」にあてはまります。

なんだかやる気が出ない状態を変えようと思ったら、 意識的に「やる気」をコントロールするアクションを繰り返してみてはいかがでしょうか?

やる気の大学―「わかってるけどできない」から卒業する方法

やる気の大学―「わかってるけどできない」から卒業する方法

「わかっているのだけれどやる気がでない…」こんなあなたに「やる気の大学」が卒業までみっちりサポート講義致します。「勉強しなきゃだけど、ついテレビを見てしまった。」「ダイエット中なのに、ケーキの誘惑に負けた。」「締め切りが先だと、なかなか手につかない。」やる気を自分でコントロールして心も体も充実した日々を送りましょう。