2009年WBC世界一 「イチローの8球」の陰にあったドラマ
新型コロナウイルスによる感染拡大を受けて、開幕が延期されているプロ野球。
「待ちきれない」というのがファンの心情だろうが、そんな時こそ野球をもっと深く見るための知見を得てみてはいかがだろうか。
読売巨人軍で、40年間にわたりスコアラーや編成部スタッフとしてチームを支え、2009年のWBCでも、優勝の「陰の立役者」といわれた三井康浩氏は、『ザ・スコアラー』(KADOKAWA刊)で、プロ野球の世界の知られざる裏側や、野球を見る際のプロの視点、「そこまでやるの!?」と思わずうなってしまうようなスコアラーの仕事の数々についてあますところなく明かしている。
今回はそんな三井氏にインタビュー。ここでは、これまで死闘を繰り広げてきた名選手たちとの思い出と、スコアラーとして戦った2009年の第二回WBCでの修羅場について語っていただいた。