日本プロ野球界に大きな功績を残した野村克也氏。その野球人生を支えたメモ術とは?
プロ野球選手として戦後初の三冠王を獲得。監督としては南海(選手兼任)、ヤクルト、阪神、社会人のシダックス、そして東北楽天を率い、数々の記録を打ち立ててきた野村克也氏が、2月11日に亡くなった。84歳だった。
選手としてはパ・リーグ一筋で過ごし、人気を博した巨人のON(王・長嶋)に対して、自らを「月見草」と例えた。しかし、捕手ながら2901安打、657本塁打という偉大な成績を残す。その後、ID野球の名のもとにヤクルトを率いて黄金期を築き上げ、楽天では田中将大らを育てるなど、後進にも絶大な影響を及ぼした。