だれかに話したくなる本の話

SNSがメンタルを弱くする!ポキッと折れそうな心を支える「名言」とは?

SNSがメンタルを弱くする!ポキッと折れそうな心を支える「名言」とは?

フェイスブックやツイッター、インスタグラムなどに日常の出来事や思っていることを書き綴り、たくさんの「いいね!」がついたら、やはりうれしいものです。

しかしこのSNS全盛の時代背景こそが、いま日本人の心が折れやすくなっている理由のひとつであると、明治大学文学部教授・齋藤孝先生はいいます。

「こうした方が、『いいね!』を押してもらえる」「逆に、炎上して注目してもらえる」

そうやって少しずつ修正した自分の言葉が、自分の行動・人格に影響を与え、どんどん自分の心の基準がわからなくなっていき、結果として大きなストレスを生むことになる。今は、「いいね!」数、リツイート数、相手の反応などの評価に常にさらされ、無意識に言葉を修正し、言葉に振り回されて、エネルギーを消耗している時代なのだ、と。

では、心を支えるために、何が必要なのか。
それは『名言』であると、齋藤先生は著作『100年後まで残したい 日本人のすごい名言』(アスコム刊)の中で提言します。

100年後まで残したい 日本人のすごい名言

100年後まで残したい 日本人のすごい名言

SNSの普及によって言葉が氾濫するいまは、言葉に振り回される、心が不安定な時代です。だからこそ、時代を超えて残したい、普遍的な価値を持つ名言をあなたに贈ります。スーッと流れて消えてしまわないように、言葉の持つストーリーや、込められた想い、「使い方」なども紹介しています。心に深く刻み、一生の宝物にしてください。