「自分でトリミングした自分の姿にふりまわされてない?」 心をホッコリさせてくれる人気漫画
毎日の生活に充実感や満足感を持てなかったり、他人の生活がうらやましく思えて、むなしくなってしまう時、ありますよね。
でも、気がつかないだけで、そんな時でも小さな幸運やうれしい出来事は起きているもの。おおがきなこさんのコミック『今日のてんちょと。』(セブン&アイ出版刊)はそんなことを教えてくれます。
■ちょっとした習慣ひとつで一日をいい気分で終えられる
物語の舞台「こはぜ珈琲」を訪れた女性客。日記で毎日を「〇・△・×」で評価していましたが、いつも最終的に「×」になってしまうそう。
いいことより、そのあとにあった悪いことの方が強く印象に残ってしまうことって、よくありますよね。
でも、そんな時は…
いいことがあった時や、うれしいなと思った時、すぐに今日の評価を「〇」と書いてしまえばいいんです。
悪いことよりもいいことに注目する。これって毎日に充実感を持つために大事なことですよね。
ふさいだ気持ちがすっと軽くなるアドバイスをくれるのは「こはぜ珈琲」のマスター、「てんちょ」。てんちょと犬の「星介」、猫の「大佐」と「ふくふく」の待つこはぜ珈琲を訪れるお客はみんな、ちょっと落ち込んでいたり、心が弱っていたり、かたくなになりすぎていたり。彼ら彼女らに、てんちょは決して説教臭くなることなく、親身になりすぎることもなく、心地いい距離感で言葉をかけてくれます。
優しい気持ちになれるWebマンガとして人気に火がつき書籍化した『今日のてんちょと。』。手に取ってみると、今の自分にぴったりの言葉が見つかって、心がほっこりするはずです。
(新刊JP編集部)