交渉成功率99%!思いを伝えるための「すごい準備」とは?
「自分の思いや考えが、相手にうまく伝わらない」
「プレゼンや交渉が苦手で、いつも失敗してしまう」
こんな悩みを持っている人は多いと思います。
そんなとき、「自分は人と話すのが苦手だから」とか「コミュニケーション能力がないから」と、改善の見込みがない性質の問題と考えて落ち込んでしまいがちですが、それは違います。
『すごい準備 誰でもできるけど、誰もやっていない成功のコツ!』の著者でテレビプロデューサーの栗原甚さんは、「コミュニケーションは準備が9割」だといいます。
栗原さんは、この「準備」の力で、超多忙な人気タレントから番組出演のOKをもらったり、取材NGのお店から撮影許可をもらうなどして、数々の人気番組を制作してきました。 その交渉成功率は、なんと驚きの99%!
では、栗原さんはコミュニケーションについてどんな準備をしているのでしょうか。
■【伝える準備その1】相手の情報を徹底的に集める
仕事に関することだけでなく、家族構成、出身地、趣味など、調べられる限りの情報を収集します。
たとえば、相手が「甘いものが好き」なのであれば、打ち合わせの手土産にその人の好きな物を持っていく。それだけでも印象がよくなり、話がスムーズに進むきっかけになることもあるでしょう。
情報を集めることで相手の人柄を把握できれば、「その人はどんなことに心が動くのか?」というポイントが見えてきます。
■【伝える準備その2】達成したい目標と、相手のメリット・デメリットを整理する
例えば、仕事で「新規の契約を取りたい」という目標であれば、それは相手にとってどんなメリットがあるのか、逆に交渉の妨げとなるデメリットは何か?を考えます。
ここで大事なのは「相手の立場に立って考え抜く」こと。
仕事でもプライベートでも、自分の要望ばかり押し通そうとするのは迷惑なだけです。
「自分が相手だったらどう思うか?」という視点に立って考えていけば、相手にとってのメリットを見つけ出すことができます。
■【伝える準備その3】相手との共通点=口説きのポイントを探る
その1とその2でまとめた情報の中から「何度も登場するキーワード」を探します。
それがこの交渉のキーワード、つまり口説きのポイントです。
このキーワードは相手との共通点であり、お互いが理解し合える部分。共通点が見つかれば、お互いに歩み寄れる部分(=交渉の糸口)を見つけられます。
本書では、このほかにも「99%断られない8つの法則」など、自分の思い通りの結果を手に入れるための「準備」のやり方がたっぷり紹介されています。
また、「マツコ・デラックスさんを喜ばせた差し入れ」や、「伝説の人気番組『¥マネーの虎』、吉田栄作さんを口説き落としたマル秘交渉方法」など、テレビ番組制作の舞台裏や実際のエピソードも満載です。
大型連休も終わり、ちょっと憂鬱な気分になってしまう時期ですが、あなたも本書で「伝える準備力」を身につけて、新しい自分とよりよい毎日を手に入れてみませんか。
(新刊JP編集部)
〇『すごい準備 誰でもできるけど、誰もやっていない成功のコツ!』刊行記念トークイベント開催決定!
『伊東家の食卓』『ぐるナイ』『行列のできる法律相談所』など、数々のヒット作を創ってきた日本テレビ/演出・プロデューサーの栗原甚さんが、周到な準備によってヒットコンテンツをプロデュースする技術をNewsPicks StudiosのCEOを務める佐々木紀彦氏とのトーク形式で披露します。
・「ヒットコンテンツの創り方」 栗原甚 × 佐々木紀彦 トークイベント
2019年5月13日(月)19:00~20:30
青山ブックセンター本店
↓お申し込み・詳細はこちら
http://www.aoyamabc.jp/event/preparation/